スカラドギの作品は何処か狂った者達が織り成す悲喜劇が売りだと思っているのだが、本作ではいささか突飛で狂い過ぎていてなんだかなぁ…と喜劇にしか見えなくなってしまっているのが残念。
狂っていないであろう星華と宇宙さえも何処か狂った（狂わされた？）キャラクターとして描いているので外側から見る視点を失ってしまっている。
キャラクターが全員狂ってしまっているので滑稽さを浮き彫りにする事ができずに、パニックホラー映画の様に、キャーキャー騒いでお仕舞いという形しか残せていない。
せっかく主人公を選択できるのだから、陵辱担当と解明担当に分ければ良かったのだろうが
双方とも狂わされていて、日記盗み読みと出生地探訪しかできていない。
もう少しエロ内容にメリハリがあっても良かったように思う。主人公の片方が極めてキモいとか…