なぜかキャラクターや設定が某種運命頑駄無(銀英も混ざってるか?)にそっくりで二次創作臭がするのがもったいない。コンシューマーの版権モノでも得てしてそうだがキャラに頼るとロクな事にならない事例が多い。2の名誉返上、1の汚名挽回といった所か。
黒井りんご氏の絵柄は肉感的で昔から好きだったのと前作がかなりエロかったのでエロスキーには問答無用でお買い上げな商品のはずなのだが…ちと欠点が多い。
まずはキャラが借り物同然な点…
偶に見られる事(同人業界では言うまでも無い)なのだがある種ネタに尽きたときの禁じ手とも言えると思う。(昔は商業でもやたらと教えて著作権な物が多かったのだが、今はそうでもない)
少なくとも「ゲリラ狩り」というシリーズ物でやる事ではない。
そして、以前の作品よりもエロが薄くなってしまっている点は大きい。
これは絵師の問題では無く、調教や陵辱対象が個から全へと変わってしまったせいだろう。
個々を堕として全ならば良かったのだが、シナリオが短いため全てのキャラがシーターという媚薬でなんの情緒も無く急展開で堕ちる。
しかも、チャプター(エロシーン)で前後のシナリオの整合性が取れていない所もちらほらみられるので、急ピッチの分業感が漂う。
さらに各エンドへの分岐が中盤にあり同じシーンを何度もみなければならない点も抜きゲーとしてお手軽感を損なっている。
あと、好みの問題だけどロゲール(醜男)視点とレズプレイが多いね。
前作みたいに嬲るシチュがもっと欲しかったかも、シーター(媚薬)に頼りすぎだし。