冒頭からヒロインと付き合っていて、別のヒロインを攻略する度に別れ話を切り出さなければならないというエロゲーでも余り見られない意欲的な作品。前作の世界観、舞台をそのまま引継ぎ多層的なドラマ展開が読み手を酔わせてくれます。メモオフはエロい、エロゲーよりエロい。理由はコチラ
ヒロインは主人公の部屋で絶対にヤっちゃってる訳なのですが、コンシューマーの規定とはSEXしたかどうかでは無く、SEXしている最中か否かを問う物なんだな・・・と確認させられた思いがある。
エロゲーの様にHシーンにやけに力が入った展開、描写よりもサラリと流したほうがエロい、エロ過ぎるよ、と思うのは私が病んでいるからなのだろうか?
今日、部屋に泊まっていっちゃダメ?と普通に聞ける関係の本作と女性が泊まると言ったらドギマギアタフタと動揺するエロゲー主人公・・・本当にエロゲーは大人の為のゲームなのだろうか・・・
前作同様、シナリオ間の整合性について深く考えてはいけない、各キャラを最大限に輝かせる為には多少の無理は通して道理を引っ込めよう。
この様な無理が後年になって中澤氏がインフィニティシリーズにおいて伏線の鬼と化すバネになったのだろうか?