隷奴ファン待望!あのカスタム隷奴2の正統進化作がついに登場!!という前口上が実現するはずもなく、全シリーズを足して割って薄めて2っぽく整えた何か・・・アペンド待ちには変わりがないがFの時みたいに拡張による期待は持てそうにない。
いきなりぶっちゃけると内容がないようだ・・・等というダジャレで空気を張り付かせる位に内容が無い。
原点回帰とは謳われているがその原点を見失っているか既に消失してしまったのかもしれない。
そもそもが女性をカスタムエディットしてチョメチョメしちゃおうぜっていうだけのゲームなのでそこをどう味付けするかが調理人の腕の見せ所なのだが
2の対戦、オンライン、シナリオエディット、主人公カスタムという味付けは見事であった。
そこから対戦、オンライン、主人公カスタムをそぎ落としストーリー性という味付けを試行錯誤してきたシリーズなのだが
4で一応ストーリー方面に限界を感じたのか、タワーディフェンスゲームの導入と迷走を極めた為か、ここにきての原点回帰である・・・がっ
名も無き(カスタムした)女性を拉致ってチョメチョメしちゃおうぜというプレーンな状態がここまで味気ないとは想像だにできなかった。
カスタムパターンを大幅に増加したのならまだ理解もできたが、本作のカスタム性は薄く単にシリーズ随一のエロシーン(パターン)数というだけ
では調教の方に妙味があるのかと言えばそういう訳でもなく極めて単調だ。
元々シリーズを通してステータス(数値)にはゲーム性としてたいした意味はなく
状態(従属段階)と調教Lv別エロシーンの組み合わせ差分が全てといっても過言ではない。
会社は違うが「姫騎士アンジェリカ」はその辺が割り切れていて良かったのだが
ここは未だに割り切れておらず作業を強いるだけのものがそのまま残っている。
某プリンセスメーカー程にステータスにゲーム性があれば良いのだが・・・そのような面もなく
拉致時の属性(性格)が多くのエンディング条件や特別依頼の条件なのでちまちまとした数値(経験値)上げは作業以外のなにものでもない。
設定が好みの女の子をチョメチョメしちゃおうという物ではなく、拉致って謎の組織に上納というものなので
テキストの無味乾燥さ加減も手伝ってキャラに愛着がわきにくいのも難点だ。
女性をカスタムするカスタムレイドというよりはエンディング条件や特別依頼に即した性格の女性(属性持ち)が出るまで張り込み続けるスカウトレイドといった方がより適している。