ざっくりとしか知らなかった忠臣蔵の出来事を隅々まで知ることができた。
自分は忠臣蔵の出来事をざっくりとしか知らないまま始めたけど最後まで物語に引き込まれた。
舞台の裏話や歴史に沿って忠実な部分とアレンジした部分（オリジナルも含め）もあって人を選ぶゲームだと思った。
1章ごとにヒロインは違うが、討ち入りがメインであり盛り上がる場面だと読んでて感じた。
４章は別の観点からのシナリオで忠臣蔵の暗い部分にスポットライトを当てていて、
３章までの忠臣蔵の考えを逆転させる展開があって、忠臣蔵の後日談を如実に描かれてる部分は、忠臣蔵を知らないまま始めた方は度肝を抜かれたと思う（自分もそう）
話が飛躍する部分が多々あったり、別の切り口でストーリーが展開されていて、４章が自分は一番好きな章である。
キャラクターにもそれぞれに個性が強かったり、一癖二癖あったりなどビジュアルは声も相俟って魅力的である。
５章に限っては前回の章で死んだものも参戦したり王道な展開もあってか前回の章に比べて劣ってるなと思った。
黒幕の存在もあったが故にこの展開になるのも否めないが、、主人公に隠された血縁関係や因果、黒幕そして名前などの伏線回収は目に見張るものがあった。
歴史の人物が女体化したゲームに否定的な声も聞くが、体験版でもいいので一度触れてみて欲しい。