好みの設定だった
発売からおおよそ15年ということだけど、設定などは今でも通用するであろうゲーム世界を掛け合わせて作られておりあまり古い印象を受けませんでした。
前半は発生するトラブルや次から次へ来る謎で飽きることなくプレイでき、異世界部分の要素が強くなると個別にもよるが、ゲームクリアのため今まで仲間だった人たちと戦ったり、かと思えば別ルートでは野球をして親睦を深めたりとルートによってジャンルが異なっているためそこらへんが楽しめたかなと思います。
特に野球イベントではそれまであまり好印象じゃなかった庭山くんがここでいいキャラだなと感じられたので個人的には共通部分でこういうイベントが欲しかったなあ。
キャラとしては抜けている強キャラのクロエと小悪魔キャラの彩子が好きです。どちらもどちゃくそかわいい。
クロエは設定的に戦闘狂なのもまあ理解できるので主人公たちに危害を加えることに対しても不快感はなかったのと、仲間になるルートで思わずおっとなるシーンもあり好印象です。
彩子はもう最初から好みで、からかってくる小悪魔後輩キャラって神じゃないですか?
庭山くんあんま男らしいシーンがなくてなんで惚れてるんだと疑問に思う場面もあり前半の恋描写はうーんでしたが、個別では主人公とは恋人、庭山くんとは義理の兄妹になるという収まるところに収まった感じがして最後の絵も合わせて好みのルートでした。
全体的にそれぞれの個別で舞台設定が出てくるのでなるほどこういう形でつながるのかと驚くこともあり楽しめた作品でした。