おっと思うところも多かった分、残念だと感じる部分もある作品でした
序盤からミリアのポンコツぶりが感じられ、ダチョウ倶楽部の如くだめな部分に的確に突っ込んでいく仕事ぶりにはプレイしてて頭を抱えるほどでしたが、裏表がないその動きっぷりにはある種愛着が持てるものでした。特にイライラせずそのあたりはプレイできたかなと。なんだかんだで毎回反省をしっかりしてくれて、乗り越えてくれるので素直に応援できるヒロインでした。
夜鷹にセリフが入っていることも高評価。かっこよさや魅力に大きく影響していると思います。
一番胸を打たれたのはフロッピー関係です。母性を感じられ、言葉の節々でこの子たちをしっかり思ってるんだなと日常会話でも伝わってきて、最後の子供たちを守るところは別れを感じさせられてセリフもしみじみ聞き入ってしまいました。
残念なところとしては伏線が基本そのままの状態(これはBETA-SIXDOUZEで回収されるのかな?)なのと、ラストバトルが正直あまり燃えなかったところでした。まあ的確ではありましたが、ゴンが対夜鷹に対して正面からのバトルではなかったのが原因なのかなあ。そことヴァネッサ対ミリヤなどもあっさりしていたし、ゴンとナユタの対面とかももうちょっと時間かけて描写してくれてもいいんじゃないかなと思いましたが、まあ好みの部分なので自分個人としての不満として残しておきます。
不満も書きましたがだらだら描写されておらず心情なども丁寧だったのでそこらへんが好感もてるいい作品でした。