恋愛は甘いだけのものじゃない。
酸いも甘いも噛み分けた、なんて表現がありますが、
このゲームの恋愛は、甘くなるまでが長いです。
最初、うまくいかない奈美との関係は、見るからに酸っぱかったです。
あんな冷たいエッチシーン初めて見ました。
こういう視点で恋愛を描いたエロゲというのは新鮮でした。
そんな酸っぱいステップを踏みながら、「恋愛」とはどういうものかと問いかけてくるゲームです。
あまりにも飴が無さ過ぎて、マイコとのやりとりだけが印象が残ったことも相まって、
七烏未先生の作品は好きなのに、こんな点数に落ち着いてしまいました。
今は、tarutarutarutoさんという方のレビューを読んで、
この作品の意味するところをもっとしっかり理解できたような気がしております。
酸っぱいものも含めて恋愛。
エロゲばっかりやってて、却って忘れてしまってました(汗)。
再びプレイすることがあれば、点数が上昇するかもしれません。
ただ、最後にあった晃先生の言葉、
「弱いものは弱い、しょうがないじゃないか。
強くなりたいって思うのはわかるし目指すのもわかる。
だがな、弱い自分を否定して動けなくなったら、ただの馬鹿だ。
これはすごく印象に残っててすごく好きです。