CG、音楽に、演出としての統一感がしっかり感じられるのがいいですね。優しい雰囲気作りのための気遣いが感じられる。七烏未作品としては、ちょっと丸くなったかなという印象。
七烏未作品の、あの説教くさい感じのテキストが好きな僕としては、
丸くなった本作品が少々物足りなさを感じるところはありました。
しかし、人の弱い部分を肯定しようとする七烏未イズム(のようなもの)は
感じ取ることが出来なくもなかったです。
他の方が指摘してなるほどと思ったのですが、
確かにちょこのうそだけは弱く、ちょこルートに関しては少し不満がありましたが、
全体的には楽しむことが出来ました。
CG、音楽に、演出としての統一感がしっかり感じられるのがいいですね。
鈴ルートの超展開に関しては……、ある意味七烏未さんらしいといいますか。
あと、咲良と母親を再会するイベントがあったのはすごく安心した。
なにはともあれ、雰囲気作りがしっかりしたオーソドックスな良作でした。