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trumpさんの根雪の幻影 -白花荘の人々-の長文感想

ユーザー
trump
ゲーム
根雪の幻影 -白花荘の人々-
ブランド
シルキーズプラスA5和牛
得点
80
参照数
7656

一言コメント

ボリュームは少ない。しかし僅かな回想数でも当たり率が高いので満足してしまった。推理パート等は無いのでサスペンス目当てではオススメできない。くす葉目当てなら先に公式のギャラリーを見ましょう

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

CG80枚(内Hシーン中のCGは43枚)
イベントシーン64枠(内Hシーンは20枠)

Hシーン内訳

華穂    2枠 CG7枚
桔梗    3枠 CG8枚
華穂&桔梗 1枠 CG4枚
くす葉   4枠 CG11枚
藤子    4枠 CG7枚
撫子    3枠 CG5枚
その他   1枠 CG1枚

1枠合わないのはくす葉と藤子のシーンが一つ被っているからです。
HCGの比率が抜きゲにあるまじき数字になっていますが
胸チラ、下着観察、風呂、キスシーン等、行為には至らない性的なCGが多いため
作中の雰囲気は常にピンクです。本編の尺自体が短いのでHシーン遭遇率も高め

本作は
ある程度の情報は得たが未解決で終わるENDが複数と
事件の真相に至る解決編1本で構成されています
BADENDと表記されるENDは、解決編へのフラグになってないENDです。
BADENDは見なくても解決編に辿り着けます

ヒロインを選んで攻略する形ではありませんが
各ENDでスポットが当たるヒロインは決まっています

END1 華穂
END2 撫子
END3 くす葉
END4 桔梗 →解決編開放

以下この順でヒロイン別に感想です。


■華穂
華穂のシーンは主人公との和姦のみ。桔梗も含めた3Pもあります。
女性経験豊富な主人公が口説くのに一年かかった、という設定ですが
そうとは思えないほど身持ちの緩い女の子です。
付き合う前から胸触るのにOK出してたり、なんだかんだ言いながら主人公の浮気を許したり
外国人特有のおおらかさを男性的に都合良く表現されたヒロインといいましょうか
ともすればビッチぽくなりかねない設定ですが、シーン中の主人公との甘々っぷりでそれを相殺しています
華穂のシーンはノーマルなHのみで特筆して書くことがありません。
パイズリはかろうじてありますが、フェラすら無いのはメインとしてどうなのか
主人公が大切にしてる感は伝わってくるのですが、
彼女を目当てにプレイするのはあまりおすすめできないです



■撫子
彼女は本編開始時点で故人です。主人公とのシーンはありません。
撫子は白羽荘がまだ女学園の寮だった頃に
女生徒を娼婦として調教する手伝いをしていたという経歴があります。
彼女自身は客を取ることはなく、肉体関係は調教師の男性のみです。
撫子の回想は多くはありませんが、彼女が調教師に対して抱いている感情も相まって
非常に倒錯的で良いシーンになっていました。
特に女尻のポーズ(伝われ)でイキ我慢を続けるシーンがとても良かった。

■籐子
撫子とセットで調教師とのシーンがあるのでまとめて書いてしまいます
調教師以外では主人公と1対1のシーンと、mobのおっさん複数相手のシーンがあります。
風呂と裸が映える女。正直風呂場でのイメージが強すぎて立ち絵での普段着が思い出せません
市川氏の描くヒロインは大体そうですが裸体が魅力的過ぎて着衣Hが欲しいと思わないんですね。
せいぜい下着やボンテージまで。胸が隠れている服は他ゲーなら「それはそれであり」と思いますが
この絵でそれは「もったいない」と感じます。
肝心の籐子さんのシーン感想ですが、おっさんとの乱交は趣味でないので割愛します。
彼女の体は作中ヒロインで唯一、男の体よりボリューミーに描かれています。
なので主観視点での対面騎乗位はすごい迫力でした。
体験版範囲に「私を満足させられたら情報をあげる」的なシーンがあったのですが
そこで上に乗られてたら主人公負けてましたね



■くす葉
本作の凌辱担当。
体験版のノリで彼女とのイチャイチャを期待したプレイヤーを容赦なくへし折りに来ます。
一番きつい箇所はBADEND扱いになっており、見なくても解決編は開放されるようです
プレイヤーへの配慮なのかもしれませんが正直意味あるのかは疑問

一応主人公と和姦もあり
ディープキスで唾液飲まされて悶えるくす葉がかわいかったです
処女膜越しの射精で奴等に犯られる前に妊娠したい等、
前提を呑み込んだ上で見ればとても良いシーンでした

ただやはり彼女の本命はそっちではなく、凌辱シーンです。
鞭打ち、乳首ピアス、尿で出した紅茶や排泄したゼリーを振舞うといったニッチなシチュ
そして輪姦シーン。ただ媚薬で絶頂させてヤリまくるだけではなく段階を踏んでいるのが良かった
最初は激しいピストンではイけなかったくす葉が、優しいおっさんに一度イかされた後は
激しい攻めでもイけるようになってしまいイキ地獄を味わう羽目になってしまう
それでもまた家族一緒になるために、と耐え続けるくす葉ですが
「死なせなければ何をしてもいい」まで来ている男達の要求に自分に未来が無いと気づき発狂
よくあるシーンではありますが素晴らしい出来でした。声優さんの名演にも感謝



■桔梗
ペンションで働く性的なサービスありのメイドさん。ただし本番はNGなので初体験はまだ
本編中のシチュはおっさんへの手コキシーンが一つだけあり、それ以外の相手は主人公です。

物語上の立ち位置もあって、センターヒロインの華穂より優遇されている印象です
キャラと中の人がドンピシャだったのでもう何やられても「良い」しか書けないのですが
一つだけ残念だったのは、2つある破瓜シーンの内の最初の方が、挿入と同時に暗転終了すること
まだその時ではないって演出なのですが、そのCGも良かったので是非続けて欲しかった

1対1での本番シーンが実質一つ(シーン回想では分割されて2つ)しかありませんが、
その一つがCG変えながらの3回戦で素晴らしいものになっています。
桔梗は喋ってることは割り切ってて大人ぽいのですが、
主人公への好意を出す時だけは、表情に幼さが見えるのがとてもかわいいです。

華穂との3Pシーンは互いが普段、主人公とどんなHをしているのかを観察し合う内容
華穂と桔梗も絡みます。愛人を許容して3Pまでできる華穂の器の広さにびっくり
エピローグ見る限り、この3人でシリーズ展開をしたいようなので
華穂がS寄り、桔梗がM寄りで傾向を分けた方がいいように思います



■総評
主人公の良し悪しが作品の大きなウエイトを占めるとは言われますが
この作品も主人公の良さが作品の出来を底上げしているタイプです。
容赦なくモテる。女好き。変に落ち込まない。そして個人的に大きなポイントが「キス魔」
このゲーム、キスシーンが非常に多いのです。Hシーン以外にもCGが用意されているのはもちろん
最中のCGもヒロインの顔と主人公の顔が近いものが多く、きちんとキス差分が用意されている
大手のタイトルでも、キス差分が無い>そもそも最中にキスしない>そもそも作中で一度もキスしない
までいたりします。主人公の顔が出し辛い事情もわかるのですが、そこは絵師が頑張れ

シリアスを多分に含んでいながら、Hシーンでそれがマイナスにならない世界観を
上手く構築できていると感じました
くす葉が良い例なのですが、主人公が気づいた時点でもう手遅れ
そこからどうするかは主人公もくす葉も前向きなので
プレイヤーが落ち込んだり萎えたりしにくい(それでも無理って人はいると思いますが)
HシーンはHシーンで楽しもうぜってノリが伝わってきて私は好きです。



ソフマップドラマCDの感想
■1話目「もし俺を毎朝起こしに来る後輩女子が桔梗っぽい娘だったら」
寝起きに後輩(桔梗)のオナニー鑑賞

■2話目「もし俺の姉が華穂っぽい奴だったら」
寝起きに姉(華穂)と目覚ましSEX

最初に説明はあるのですが、キャラの名前借りただけの完全if設定
キャラ設定違いすぎてこの作品のドラマCDである意味は全くない。声優さんファン向け?
せめてコスプレやイメージプレイの設定にならなかったものか。短いし



※余談
撫子周辺の血縁関係がどうなっているのか、本編中では割とあっさり流されるのですが
倫理上ある程度、マシになるように補完すると

『調教師の父』と『籐子』の娘が『撫子』で
『調教師』と『籐子』の娘が『桔梗』です
『撫子』と『桔梗』は異父姉妹になります

ただ調教師と籐子が、撫子が生まれる前から関係を持っていた、という文章もあり
撫子の父も調教師である、という取り方もできるようになっています
主人公関係無い上、作中にその辺気にしてる人物もいないので近親苦手でも特に問題ないかとは思います
一応メモ