IFだが由良√はカルタグラとして綺麗な終わり方でした。
サクラメントのみの感想です。
雪椿、白詰草はカルタグラ本編とは若干の設定の違いがあったり、月ノ視ル夢という名の通りどちらもIFルートではあるみたいですが、それでも由良ルートは物語の締めとして相応しいと感じました。
和菜としては不憫だし、由良ルートの先には幸せな未来が待ってるとも言いにくいですが、辛く孤独な境遇にあった少女の狂気的なまでの一途な愛、というカルタグラの結末としてはこの上無く綺麗だったと思います。
また、本編では、妄執に囚われ続けた由良に救いのある終わり方はありませんでしたが、こちらはどちらのルートでも一応由良は妄執から解放されて救いのある終わり方となっています。
「あぁ――雪が降っていたのね……。」という最後の台詞はカルタグラの冒頭の台詞と比べて考えると、深い意味を感じられて、大好きな台詞です。
由良に救いのある結末をみたい方は是非ともプレイして頂きたいです。