青春、素晴らしきことかな
また攻略不可か・・・
いろいろ悔しいので長いレビューにしなりますね。
いや最初から対象ヒロインとか分かってるけど。
ハナシの流れ的に妹とかアキとかいけそうじゃん。
これ、あえてなのかな。
血の繋がらない兄弟で攻略不可。
「いつもの」を覆すね、全く。
よく、自分自身が本当におもしろいストーリーに共感出来た時、
物語が終わってしまう名残惜しさがあると思う。
今回はまさにそうだった。
このストーリーへの共感性が強すぎた。
自分は満点の作品に共通して強烈な個人趣味がある。
そのポイントは楽しめただけでは満点ではないかも。
具体的に文章にするのは難しい部分だが、
・時間を空けて(何年経って)またやっている
・いつでもストーリーが説明出来る
・印象深いセリフを覚えてしまう
・クリア後に名残惜しい
もっとあるけどとりあえず共通点。
さて本題に入ろうか。
千絵→樫原→きらり
これ攻略順、合間でBADも見てコンプ。
実は最初もBADだっけど、遠征途中で帰ってしまったwww
きらりフラグ立ちそうな気がして選択肢ミス。
得てして選択肢が上手い、いやシンプルなんだけど。
実は分岐も簡単だったさ・・・
久々のVN形式で逆に新鮮だった。
萌え・エロもほどよく申し分無い。
さて、
それではまとめに入ろうか。
何と言ってもこのゲームの評価ポイントは、
音楽とシナリオの二点に集約されるのでは無いかと思う。
音楽はBGMに至るまで拘りが凄く感じられる。
何と言うかアナログ感、人間が演奏しているっていいね。
自分が感じた中では音質を変えている部分は特筆。
ライブシーンとかわざとしているのだろう。
シンバル類の音なんかはライブ音源ならでは。
バンドもちゃんと演奏が上手になっていくのねw
リアルさや音のバランス、その他の場面でもおかしいくらいナチュラル。
この作品には音楽・バンドに基づいて多くの定番要素を上手く使われている。
才能のある人間はやはり早くに他界するものだ、と。
理想と現実のギャップ、己の限界、世間や他人との摩擦。
よく描かれているのだが・・・なんと言うか。
あまりドロドロしてないのが上手い、本筋を殺さない程度。
Key作品みたいなことを自分は列挙しているが、
クラナドやリトバスなんかともちょっと違う。
確かに設定やキーワードはかなり似ているのだが。
こっちはバンドという縛りがあるからだと思うけど~
自分には上手く説明出来ないですな・・・
ストーリーのテンポがかなり良い。
やや駆け足気味だが、実際はこんなもんだろう。
数年後もストーリーに出てくるが不自然さが全く無い。
どれだけいいハナシだったかというと、
いつも午前2時前には寝る自分ですが、
きらり√はいずれも一晩で終わらせてしまい、
気付いたら朝5時くらいだった・・・
とにかく、
読み易くて、素晴らしいシナリオでした!
おかしい表現だが、
「諦めて満点にします」
最後に、
声優が豪華、珍しい組み合わせかな???