今回はパッチがないので注意
女装主人公でおなじみの乙女シリーズも六作目。
毎回新しい要素を入れてくる今回は女装だけでなく教師役もこなす事になります。
ただどちらかというと教師よりカルテットの指導のほうが主です。
いつも通りみんないいキャラで、暖かい気持ちになれる世界観ですね。
各ルートの所感
・沙耶香ルート・・・ここは王道といった所でしょうか。弾き振りは頭になかったのでちょっと意表をつかれました。女装告白のシーンが綺麗で印象に残っています。
・千夏ルート・・・このルートだけ挫折というか主人公の目的が達成されないルートになります。同じく挫折したヒロインに、挫折してもやれる事はあると示すお話ですね。このルートが一番話は良かったと思います。
・美亜ルート・・・カルテットの構成を色々予想してたのですが、考えてた連弾が来たので個人的にテンションが上がりました。ルートとしてはオーソドックスに女装を受け入れて仲をはぐくんでいく話です。
・瑞穂ルート・・・実は前年のカルテットメンバーだった瑞穂さん。シュールフェストと同時に行われるイベントでかつてのメンバーを揃えるために奮闘する話です。ちょっとこのルート主人公が蚊帳の外だった気がします。
・琴音ルート・・・この子はドストライクでした。主人公の正体をうすうす気づいてかまをかけてくるキャラは以前のシリーズにもいましたが、積極的にモーションかけてくるのは珍しく、小悪魔的でとても魅力的でした。桜舞う乙女のロンドとの絡みも今後期待できそうで楽しみです。
シリーズファンなら満足できるとは思いますが、今回は恒例の主人公パッチやオールスターパッチがなかったのが残念ですね。サウンドトラック自体は良かったのですが、やはりここの売りは各シリーズ間のキャラが出てきてワイワイやる所にあると思うのでパッチのない分マイナスです。ただFDが出るのでそちらで期待してます。