えっちげーむ界におけるエポックメイキングな快作
インストールの不具合や誰もが気付くようなバグの多さから、恐らくデバッグ工程が存在しなかったのだろう。テキストは誤字脱字誤用も散見されるが、そこまで切羽詰まった製作状況だったのなら仕方がない。絵は可も不可もありません。画期的なアイデアと喜怒哀楽の全てを内包したシナリオしか評価するものがないゲームだが、このシナリオだけでもほかの欠点を補って余りある。本作を手掛けたシナリオライターはもっと環境のよい大手へ移籍して歴史に残るえっちげーむを作るべきではないか。