最後辞め時が見つからないくらい熱中する程には面白かったです。
久しぶりに読み進めるのが止まらないくらいには面白いエロゲでした。演劇を題材にしたエロゲってどれも茶番にしか思えなくてあまり期待はしていませんでしたが、今作は全然違いました。
学園祭みたいなノリの演劇を題材にしたエロゲってどれもつまらないのですが、今作はガチの演劇と世界観、そして魅力的なサブキャラも相まって、本当に面白く出来ていたと思います。キャラクターにほんとに振り回されました。特に来々。
まず、劇中での声優さんの声質の変わりようにはびっくりしました、ほんとに同じ声優さんがやっているのかって疑うくらいには。声に野太さがあって迫力がありました。特に琥珀とめぐりの声優さんに関しては本当に凄いと思います。鳥肌立ちました。
終盤も面白かったですが、序盤の主人公が奈々菜を監禁していた展開と北欧神話の演劇シーンの方がぶっちゃけ面白かったです。あっちのが迫力がありました。
トゥルールートだと結局主人公は誰とも結ばれないわけで、それは別にいいんですけど(主人公がそんな好きじゃない)想いを寄せるヒロインが一人も報われない展開は少しモやりますね。ヒロイン皆魅力的で可愛かったのに……。
シナリオゲーってこういうシナリオの都合上ヒロインに苦渋を強いる展開がままあるけど、そういうのあんま好きじゃないんですよね。まあ仕方ないんですけど。
だから、本当は夢オチセックスとか妄想セックスとか大嫌いなんですけど、この作品はそれを鑑みても面白かったのでまあ理解はしています。納得はしてないけど。
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