心が温まるようなストーリー、寒い冬にぴったりな作品でした。
とりあえずレビューは初になりますがこれから気になった作品はチェックしようと思います。
さて、しろくまですがPULLTOPさんの作品で藤原さんサイドの作品は全部やったので楽しみにしていました。
実際の感想としては、とりあえず手堅くたとめたなぁというものでした。
決して悪くはないのですが決め手になるものが弱かったかなぁという印象。
しかしまぁ、設定の問題としてあまり強いものがないというのもアリだったのではないでしょうか。
サンタやトナカイという今大人が忘れてしまった子供の頃の何か暖かいものを刺激された感じがしました。
まぁ、トナカイの乗り物とかが未来的だったとかはありますがw
とにかく、暖かい・・・心が暖かくなるようなシナリオだったと思います。
気になったことといえば色々なことが放置されたままになってたりしたことですかね。
きららシナリオで特にそれは思いました。
やはり過去のクリスマスの時の話がフォローされてなかった所が引っかかりました。
あれエピローグで補完されると思ってたんですが・・・。
個人的にはあと旧しろくま支部の話ももっと掘り下げて聞きたかったですね。
割とあそこの回想は主人公の想像の部分が多かった気がするので。
まとめれば、最初から中盤にかけてのノリは良いが、終盤で疑問が残るかも?
ってところでしょうか。
しかし相変わらず立ち絵、CGは共にハイレベルを保っていると思います。
キャラの感じにマッチしたふわっとした作品だと思います。
声優の途中変更もありましたが、特に気にすることもなくストレスのない演技だったと思います。
主人公
トナカイの1人。
恋愛関係以外は物語のトナカイのキャラ通りの性格。
熱血系だけど猪突猛進タイプではない。
良い感じに普通の主人公。
うじうじ悩んだりすることはないので嫌悪感はないはず。
ルートによってちょっと性格が変わる気もするけど微々たるもの。
読んでて気持ちの良い主人公だと思います。
ななみ
メインヒロインなのでまぁ、割りと王道的な話。
流石名門の一家だけあって成長具合がダントツです。
他のルートでもななみの成長が1番だったんじゃないかな?
終始ストレスなく進められるルートだと思います。
お菓子をあれだけ食べても太らないのはやはり遺伝だったのか・・・。
りりか
エロ&おしっこ要員。
回想の半分近くをりりかのエロシーンで埋まってるんですけど・・・。
しかしこのキャラは好き嫌いがハッキリしそうですね。
言動が基本お姫様なのでわがままとかが前に出ちゃってるのが受け付けない人は多いかも。
あとはあの『国産』って呼び方はどうなんだろう・・・結局片手で数えるぐらいしかちゃんと呼んでくれないし。
まぁ、そういうとこが可愛いんですよね、きっと。
話としては過去のトラウマの克服っていうこれも王道的なシナリオ。
硯
サンタとしてというより人間として1番成長したキャラではないかと。
しかし最後の持って行き方は強引ではないか?などと思いました。
覚醒場面もあんな急になるのか!って感じでしたし。
印象にあまり残らないシナリオでした。
きらら
唯一のサンタではないキャラ。
夢を選ぶか、恋と才能を発揮出来る仕事を選ぶかってシナリオが大筋。
個人的に1番お気に入りのキャラなので特に不満は見つかりませんでした。
が、上にある通り大家さんの若い頃の話とかをもっと見たかったかなと。
エピローグ
ヒロインと関わりが強かったサブキャラの後日談って感じだと思います。
あいちゃん・・・将来はサンタかなぁ。
どんなサンタになるんでしょうか。
しっかりしたななみのようなサンタかもしれませんね。
全体的にほのぼのとしたシナリオなので刺激を求める人には合わないかと。
藤原サイドの作品は大体こんな感じですが今回はゆのはなに近い感じではないかと。
次回作に求めるとすればエロの割合の調整とラストの締め方、ですかね。
それはそうと(ry