前作と同じくキャラが可愛くてエロいのが長所の萌え抜きゲー。評価点はエロのみ。長文はシナリオの不満多め。
一応秋作品ということで前作から期間を空けて秋にプレイ。とはいえ作中でそれほど秋らしさを感じたかといえばそういうこともなく。気づかなかっただけで細かいところで凝ってる可能性もあるが気づかなったものはしょうがない。
前作と比べると先輩枠がなくなって同学年3後輩1(サブで同学年に+1)のヒロイン構成。髪型も全員ロングで個人的には嬉しいところ。エロ目的では前作より好みに合っていた。
シナリオは相変わらずといったところ。悪役に魅力がなく不快要素しかないのは好みに合わない。勧善懲悪とかザマア系が好きなら受け入れやすいのだろうか?
以下プレイ順(アリスティア→真白→たては→兎姫)
アリスティアの設定は萌え抜きゲーとしてそもそも破綻している。キャラが可愛くないと売れないのに、キャラが可愛いから目つき悪いとか雰囲気怖いとか言われても共感できない。
前作キャラの扱いは難しいところだが個人的にアリスティアルートぐらいの関わりがいい塩梅。
cv小鳥居夕花さんの声は可愛いもののエロ目的では…と思っていたがアリスティアは好みの部類で普通に使えた。そのせいでエロが5枠と不遇扱いなのは不満点。
おまけのビキニ水着に髪アップとお触りシステムで盛り上がってきたところでエロなし終了は本当に酷かった。上げて下げるとはこのことかと。おまけ2では撫でただけで嬉ションとか素で引いた。聖水は嫌いじゃないけどエロ関係ないとこで漏らされても…
真白は共通から可愛い後輩だったが個別入ったらただの娼婦だった。最高かよ。
前作キャラは名前だけで登場なし。聖良はアフターがあるから説で納得。
シナリオは不快モブがおらずひたすらイチャエロするだけ。他ルートで微妙なところに首を捻っているとこういうのでいいんだよこういうのでと勘違いしそうになる。いやエロいだけでも文句ないんだが。
相対的に高評価。cvもメイン級としては新人さんらしいが、違和感もなくエロ演技も好みに合っていたのでこれからも活躍してほしい。
たてはは前作駒形枠。他人に見せてる自分と自覚している自分のギャップに悩んですれ違い。同じヒロインとのすれ違いでも前作よりは全然マシな印象。ただ主人公への印象はこっちのほうがマシだけど、こっちだと美智が戦犯にされてるのはマイナス。
cv秋野花で後背位多めなのは個人的に嬉しいところ。オタ趣味に理解あってコスプレセックスにも積極的なイメクラ彼女とか最高すぎた。
前作キャラは登場した意味があるかと言われたらファンサービス以外のなにものでもない。出さないほうがマシという意見もありそうだが、真白ルートは名前だけの登場で寂しい感じだったから、登場だけも悪くはないと思った。
兎姫は明らかにシナリオに力入れてたと思われる。やりたいこともロミオとジュリエット効果なのは文化祭から明白だし、ルート外ヒロインやサブキャラの出番も多めでグランドルート感があった。ただ事務所を無理やり悪役にする必要があったのかは正直疑問。噂の相手を突き止めて説得するとかならまだしも、マスコミに所属タレントの情報流して精神的に追い詰めるのは意味不明。そんなことさせなくてもアイドルがイメージ商売で恋愛禁止なことぐらいプレイヤーもわかってるだろうに。障害があった方が燃え上がるどころか心折れて諦めてるし。やっぱ諦められないってコネ使って頼るのもいいけど前作キャラにおんぶにだっこはさすがに…金の問題なのはわかりきってることだったわけだし、もっと早くに動いていれば武道大会に出場して大智に見せ場を作る展開とかもできただろうに。
前作主人公唯一の出番はわりと酷い部類。前作主人公ツエーしてギャグで落として…これなら出てこないほうがマシだった。陽姫はシナリオ…というか主人公とヒロインの問題に関わりすぎ。カナカナさんを見習って。
cv萌花ちょこはあまり抜けるイメージなかったけど普通に使えた。
ただ今作は個人的に外れヒロインなしなのが抜きゲーとして強かった。前作カナカナさんはビジュアルが好みでなかったからイマイチ使えなかった。おまけの兄妹プレイは良かったけど。
物語としては細かいことが気になってイマイチだったが、萌え抜きゲーとしては外れヒロインなしで良作だった。
サブキャラはうん…まあ。
でもどうせ前作の6年後設定なら親と大喜利やってた幼女が成長してヒロインになってるとか欲しかったかな。