さーるー、ごりらーちーんぱーんじー
バグ多すぎてシナリオは楽しみづらい。エロ目的ならOK。
FANZA500円セールで見かけたので購入。
サンプルCGからわかっていたが、エロシーンの構図や塗りが独特で新鮮。
主にエロ目的での購入だったが、全ルートクリア推奨ということでシナリオにも期待していた。
茜のためのシナリオということだったが、汐里と亜依で世界観が大体わかったため茜ルート途中でオチが読めてしまった。そしてTRUEで主人公が大体予想通りのやらかしをしてくれた。まるで成長していない…とはこのことか。
それも解決があっさりしすぎて、もう少し何か欲しかったところ。
そしてTRUEルートから考えると全く無意味なカナちゃんルート…というかシナリオ的には汐里も別にいらないような…
そしてバグ。テキストと音声がズレる、同じ音声が繰り返される、CGがテキストと合っていない、ゲームを落とすとクリアフラグが消滅…一部バグなのか演出なのかわからなくなり、素直に物語が楽しめなくなることもあった。
ただエロシーンだけは期待どおりというべきか、ヒロインの顔が見えない構図にヒロインの顔をカットインで入れる珍しい演出は新鮮だった。エロシーンのほとんどが夕焼けや暗い場所となっており、塗りと相まってエロさが際立っていたように感じられた。単に新鮮だっただけかもしれないが。
この作品で最も印象に残ったのは『ボギー大佐』ことサルゴリラチンパンジー。作中では『おさるの唄』となっているが、なんとなく馴染みのあるBGMは有名なクラシック曲だったのかと印象に残った。といっても作中に解説があるわけでもなく、単にネットで調べただけなのだが。
分類的にはエロとシナリオのバランスの取れたゲームにしたいところだが、個人的にはシナリオに響くものがなく、冗長なだけだったという印象。それでも購入価格を考えれば安い買い物ではあるのだが。
あとED曲のFirstLoveは間違いなく名曲。ヒロインは茜よりも亜依の方が好きだが。