体験版でシナリオに期待すると個別で裏切られる萌え抜きゲー。
2023年のFANZA萌えゲーアワードセールは素晴らしい。定価10000円を超える金ラブ1+2セットを1本扱いで5本5000円セール購入ができて、これまでまとめ買い対象にならなかった本作やその続編まで買えたのだから。
そんなわけでお得感満載で始めた本作。CGや塗りの評判が高く抜ける萌えゲーとして名高いま~まれぇど作品の初プレイ。恋色マリアージュもセールで購入済みだったが積んだままで先にこちらをプレイしてしまった。本作では恋色マリアージュネタもあったようなので本作は後でプレイした方が良かったのかもしれない。
散々他でも言われているが序盤のキャラを作ってる主人公が相当痛い。そして個別がエロ重視でシナリオ壊滅的という有様だから、期待する要素を履き違えると大火傷は必至。
さらに言うと主人公の恋愛観から一貫性がないため複数ライターの弊害が目立ってしょうがない。父親の呼称とかぐらいは統一してほしかった。
エロシーンは月華各7、天道各6シーンで天道は本番シーンが少なめ。
シナリオも1章ゆづき寄り共通、2章ゆづき、3章聖良、4章陽姫+歌奈、5章個別と明らかに月華会贔屓。
また、両生徒会会長はギャップ萌え狙いなのか個別から大分キャラが変わる。聖良はエロに関して貪欲な淫乱だとしても、陽姫は体験版で陽姫ファンになった人を裏切るレベルでキャラが変わる。
不満点ばかり述べたが、設定を活かしきれてないシナリオにさえ目を瞑れば、使える萌え抜きゲーだしお得に買えたしで特に損はしてないような気もする。細かいツッコミどころは多数だが、抜きゲーと割り切るなら見なかったことにするのが賢明なのかもしれない。色々書こうと思ったがアホらしくなってやめた。そんな感じ。
そういえばかにしののパクリみたいな話もあるが、複数ライターで統一感がないとか悪いところまで真似しなくてもいいのにって感想。良いところは上手く取り入れて自社作品として昇華できたらいいよね。
プレイ期間は約2週間。まだ使ってないエロシーンあるけど2やるか…
蛇足
陽姫ルートでのよつのはオマージュ。そこからの言動がただのロリコンでどうなん?ってなったけど、よつのは積んでるエアプだからなんとも言えずもにょる。2やる前によつのはやろうかな…