メイド属性特化という点を除けば、基本に忠実なADV型調教ゲー。陵辱要素皆無のヌル調教なのでどちらかと言えばライト層にオススメ。
恥ずかしがりなシャルロットをいぢめてHなメイドにしてしまおう、というのが本作のメイン。夜伽を繰り返すことでLVが上がり一部プレイが開放、よりエロエロな台詞を放つ様を楽しむというのが大筋。
ただ残念なことに核となるこの部分の出来はあまり良いとは思えない。
とにかくCGが足りない。この一言に尽きる。
LV1もLV3もCG自体は同じ。これじゃモチベーションは上がらない。
加えて副産物として「アナルメインの調教か普通の調教か」というシステムだが、これ自体は正直形を成してない。イベントが一部違うのと破瓜のタイミングを変えることで「破瓜の痛みに悶えるか」、「初めてなのに気持ちいい」か程度なのでこの辺りに凝ったゲームデザインを求める人には注意。
反面Hシーンそのものの出来は中々。陵辱要素皆無のいわゆる「ヌル調教」とか「ラブラブ調教」に近い点を除けば尺もしっかりしてるし構図もそれなりにエロい。
スカイハウス氏は肉感とエロと萌えのバランスが取れてる原画のでこの点は良かった。一部崩れ気味の絵もあるが、この辺りは愛嬌かな・・・。
シナリオはHシーンに花を添える程度だが、主人公が貴族社会を斜めに見てる部分を除けば優秀な部類なので、テンポ良くヒロイン達を翻弄していきストレスなく続けられた。
お気に入りはメアリー。
立ち絵だけみると何かおばさんっぽいなーと思ったけど、いざやって見ると大して気にならなかった。主人公に忠実で、優しくも聡明なキャラ付けがGOOD。
シーンのCGの使いまわしが目立つが、半分近くにフェラ有りだったのは嬉しい誤算。
やっぱり澄白（みる）さんはいぢめてキャラの方が似合うなあと思った作品だった。