骨太なシナリオでいろいろと小夜子さんゲーです。
ここ最近なかった骨太なシナリオ。
軍隊とロボでちゃんとバトルというのがここ最近なかったのでとても嬉しい作品。
総評としては小夜子さんゲーです。どれだけ小夜子さんに感情移入できるか終盤の面白さが変わってくると思うけど。
他のヒロインは前菜、伏線立ての役割という感じ。
みんな一癖も二癖もあるヒロインたちですが、いまいちすっきりしない。
それはどのルートでも夜刀さんの存在感があるからで。
ストーリーは同じ展開を繰り返すので、途中中だるみがやばい(特に説明パート)がここはスキップで。
終盤のバトルはどのルートでも燃える。ただ敵の姿がようわからんので、
一体なにと戦ってるの?という疑問符があります。
それも小夜子ルートですべて伏線回収しわかりますが、
それほど大事件というわけでもない。
なので人間ドラマが見どころですね。
特筆すべきは、小夜子さんのいろいろ。
他ルートだともれなく○○のなかでしらないうちに暗躍したり主人公を命がけでまもったり、そのままお陀仏してしまう切ない運命を思うと、ラストで号泣です。ED後にあれなのもよかった。2度泣きましたよ。
かわしまりのさんの演技がよかったです、ほんとさすがです。
でもよくよく考えると恐ろしい人ですねw
総評では、しっかり伏線が回らされたストーリーが魅力で、各キャラ、シリアス、バトル、ギャグなどの要素がしっかりしており、楽しめました。
マイナス点は、主人公が無能なのと、サブの庫本がときどきうざいのと、ラスボスが小物なのと、エロが薄いくらいですかね。ラスボスは千歳さんがよかったなぁw