声優買い。車の人とか有栖川さんとか、最近お見掛けしない方々のお声が懐かしくなったので。まあそんな動機でしたが、シナリオもそこそこ無難にまとまってくれていたので苦痛なくプレイできました。
グラフィック（１８/２０）
エモートが中々自然な動きしてます。１４年なら開発されてそんなに経ってない頃だろうけど、今のエモート搭載のゲームでもこのレベルに達していないの普通にあります。その他水の噴出などの視覚演出も凝ってましたね。立ち絵の一部が、角度によって顔が少し崩れ気味だったり、正面絵で何故か胸の谷間が消失したり、ちょっと気になる所もあったのでこの点数。
ストーリー（３０/５０）
向日葵をモチーフにしただけあって、勢いと元気が有り余ったようなストーリとキャラ達でした。共通は互助会的な活動をする「ひまわり部」の日々。とにかく毎日誰かの手伝いをワイワイガチャガチャとやっていて元気一杯です。若いなーと目を細めながら見ていました。主人公はヘタレた所が無く、結構ヒロインに積極的に干渉していくタイプ。暑苦しいと言うか、お節介が過ぎると感じてしまうと不快主人公枠ですかね。僕は特に気になりませんでしたが。BRAVAなんかもこういうタイプの主人公だった記憶がありますし。案の定というか、その行動力にヒロインたちが共通内で一目も二目も置くという展開もBRAVA同様でしたね。ただ演劇監督よりは求心力に説得力が無いのが痛かったですね。
個別に入ると、ヒロインたち独自の問題が少し出てきて、それを何となく解決という萌えゲーらしい展開。ただ、先輩が部の創設者だというのが何時の間にか周知されていたり、慧ちゃんのルートで彼女が飼っている鳥をペットショップに預けたままバックレかます（多分ライターさん自身も忘れてます）など、えらい雑な部分も散見されて苦笑。まあこういう手なりで書かれているB級のゲームも僕自身好きだったりするので、理性では減点せざるを得ないですが、感情的にイライラしたりは無いです。
その他気になった点を僕もダラダラ手なりで書いてみます。
グレートワンって結局何だったの？土地神みたいなもんなんだろうか。一応天満ルートでも御加護を与えたのはアレなのかな。
うるるちゃんだけ攻略できないのは何故？他キャラがモブすらほとんど出てこない狭い範囲の物語で、わざわざ立ち絵まで用意したのに。というか、みことルートの当て馬役でしか出番らしい出番が無いっていうのも切ない。
エロ（１６/２０）
努力は買う。そもそもエロシーンをエモートで動かしているゲーム自体「春風センセーション」と「まいてつ」くらいしか僕は知らないんで、非常に希少。ただまあ……カクカクですねｗピストンというより痙攣って感じ。まあ胸が揺れてくれるんでそれだけでも、まあ嬉しいっちゃ嬉しいですけど。ただ実は文句がもう一つありまして……モザイクがでかすぎる。そして粗い。破瓜の血が流れてんだか、赤パプリカの破片が散乱してんだか分かんねえレベルの粗さ。またエロシーンの出来とは直接関係ないですが、シーン登録枠が日常シーンと一緒くたになっているんで、回数が把握しにくいのもキツイ。普通エロゲやってて一人攻略したら「おまけ」画面が開くようになって、他のヒロインも何枠のエロシーンがあるか分かるようになるハズなんですが、このゲームは分かんないですねｗ酷いわコレは。
まあ需要があるとも分かりませんが、一応僕の方で簡単に書いておくと……全員挿入が４～５回です。ただ一回のシーンで連戦挿入があってそれで二回分消費した計算のヒロイン（和泉）が居たり、みことだけ回数優遇されているものの、破瓜ックスの正常位を使い回ししてたり、本当に変則的です。
折角エモートで頑張っているのに、モザイクが酷かったり、エロシーンの回数が計算しにくかったりと、チグハグでしたね。
音楽（６/１０）
OPEDとも、凄く明るい曲調で、どっちもOPで通用しそう。「ひまわり笑ってー、笑ってー」の歌詞が本当に作風に良く合ってましたね。
合計（７０/１００）