水のようなゲーム。
特にクセも無くスーッとプレイできてそのまま忘れる、水のようなゲームです。
しかもこの水は無いと生きていけないものかといえば、別にそうでもないというw
※ブランド処女作だそうで、絵買いして何も知らずに始めてみたら、ヒロインが
目と口だけで登場した時には斬新過ぎて本当にコレどうしようかと(ry
パッチは必須です。
さて、バグはともかく本作は「男性向け少女マンガ」がコンセプトとか。
まぁ展開はいずれも少女マンガ的お約束といえば確かにその通り。
聖人君子さながらの妙に高スペックなイケメン主人公なのもこの際不問。
ただなんというか、女の子は可愛く描けているんだけれど、男キャラもいわゆる
少女マンガ的男キャラに描かれているので、ヒロインと主人公が一緒の一枚絵は
そのまんまどこぞの少女マンガの表紙にしか見えず、違和感を感じる人も居そう。
(親友とか目がキラキラしてて最初吹いたw)
キャラに慣れさえすれば、シナリオもお約束とはいえある意味安定。
しかしこうも印象が薄くなる要因はやはり全体に駆け足の感が強過ぎるからかも。
特に個別に入ってからは超駆け足。当然短いだけにエロも薄め。
問題解決→エロシーン→スタッフロール→1年後とかの数行のエピローグ。
まさに単巻完結の少女マンガでも流し読みしたような感じ。(翌日には内容忘れそう)
延期などいろいあったようですし、あのバグを見ても相当テンパってたんだろう事は
想像できますが、シナリオが短く当たり障りが無さ過ぎて印象に残りません。
なんだか勿体無いな、というのが一番の感想です。
次回作は何か味が付いている事を期待します。 得点は新ブランドのご祝儀込で。