全体的に良質だが神楽黎明記シリーズと比べざるを得ない
作画の乱れはでぼの巣製作所になってからは落ち着いてきている方。声優のチョイスも無問題。
でぼの巣製作所の作品は触手系シーンは9割近くハズレであることを除けばどのシーンも一定のクオリティにまとまっていて安心感はある。本作もそれに漏れず合格点はつけられる。
この商品は神楽シリーズではあるが廉価版の黎明記シリーズではなくその分価格がやや上昇している。
その分キャラも2名でシーン数もボリュームアップしているのだが黎明記にあるアニメーションがこの商品にはない。
先述の通りどのシーンもそれなりの質があるのにアニメーションがないのがもったいない。
黎明記の存在ゆえにどうしても比較してしまい、損した感情がでてきてしまう。
別の悪い点としてバッドエンドのシーンが挙げられる。
構図とセリフ回しは100点。
2名がボテ腹を晒してガニ股四つん這いになり、喜んで妖怪のチン舐めするのは最高に下品で美しい。
私の好みはボテ腹本番なのだがイラストとシチュエーションが不満を消し飛ばしている。
いい点はあるのだが見過ごせない欠点が出産。
陣痛が同時に起こるまではいいのだが、文字通り数クリックで妖怪を産んでしまうのが本当に萎える。
破水やいきむ姿、産むまでのセリフ、出てくる途中の差分画像といった工夫が全くない。
これなら出産しないほうがまだマシ。
でぼの巣製作所はそこらへんを分かっていない。