やめられないとまれない
終盤のたたみかけるような展開は噂通りのもの！ 読みすすめる手が止まらず夜ふかししてしまいました。
怒涛のおまるCGに嫌な予感しかせず、そして予想通り…… おまる……
そこで終わらずいつかどこかで見た女子に、「睦月！？」となるんだからもうお手上げですね。
衝撃的なシーンだけに頭から離れず、そういえばあれは伏線だった！？ あれも！？ あとからパズルがハマっていく感覚がこれまた楽しい。
・前作でモー子がヤヌスの鍵を使ったときそのまま分室につながったのは……
・夢で水かぶって女体化するおまる。
・「お前まだ若いだろ！」と言いたくなるおまるの体力低下。
・マカロンを知らない。
など……
1つ目は魔力の問題や睦月がすでに死んでいる可能性も示唆されてましたし、2つ目はカオスな夢だしらんま的なギャグなので深くは考えず。
そんなふうに伏線を貼りつつも適度に覆い隠す。巧みなスタイルにあとから唸るばかりです。
以下、細かい感想。
・アーデルハイト
お嬢様かと思ったらポンコツヘタレツンだった。
気高く頼もしい人であることは確かですけどね。
そして香水ゲーといえるほどの香水という要素を提げたとんでもないお方。
・ルイ
さすがに言いすぎだろと思うことはあれどハイジとの掛け合いが楽しかったです。
そして有能でカッコ良すぎる。BGMも相まって熱い。
・もも先輩
なーんか敵側だとは読めなかった…… 私も鍔姫ちゃんを信用しすぎたのかなぁ。
敵と判明する前はドジ踏んでたイメージしかないのに敵に回ったら容赦なくて恐ろしい。
ちっちゃいのに強くてデカイ武器使うとか、苗字呼び捨てなところとかイイですよね……
・学園長
プレイ前→この人にルートあるの！？
プレイ後→なんでこの人にルートあるの……
グイグイ来る想いの重さが好きではありましたが、まぁそれも命じられたままに動く道具の姿であって……
あくまでモー子以外は本筋じゃないとはいえ、この後の展開が気になりますね。……いや、やっぱ見たくない。
・眠子
あれこれ眠子ワールドを展開していた前作よりもヒロインでない今作の方があれこれインパクトを提供してくれました。
学園祭のプリントはぞわぞわぞわっときましたよ。あれを見てからもう眠らずプレイし続けることを決めましたとさ。
他にも夢の話が伏線モリモリだったとか、スミちゃんinみっちーがこれはこれで可愛くて、この声優が男言葉でしゃべる作品ないかなーとか、看護師さん正直ちょっとウザかったけど、その後の感情が溢れ出るモー子があまりに愛しすぎるとかいろいろ楽しい作品でした。
記憶を消して中盤～後半をまたやりたいものですね。