まず致命的な欠陥、タイトルの「とおりゃんせ」が全く関係ない。神話との関連などを期待していたが全くなし。そして意味無く死ぬ主人公、毒入りでもないのに眠ると二度と目覚めなかったり。
シナリオライターの頭の悪さが燦然と光り輝く作品。密室のトリックは「合鍵を使いました」て。
そしてあからさまに怪しいヒントをくれる女の子、裏があるのがバレバレ。なんであっけらかんとレイプの話が出来るのやら? しかもレイプされた経験があるにもかかわらず主人公を誘惑、おいおい。
小説の筋書き通りに殺したら、小説中の犯人を皆疑うだろう、って、そんな単純な人間がいるか?
他にもエッチシーンで無理矢理かかる「とおりゃんせ」。選択肢を間違うと容赦なく死ぬ主人公、しかもそこには理由がない。強いて言うなら「なんとなく先を作るのが面倒なので死なせました」としか言えない。
誤字に関しても馬鹿すぎる。おそらく「短絡的」の意味なのだが、出てきた誤字は「楽短的」。わざと出なければ間違わないと思うのだが。そもそもそんな言葉はない。
値段が下がるにはそれなりの理由があるということだな。1000円でした。