人と人が話すことで人は変わる話
人と人が話すことで人は変わる話
優里は町娘からカントの象徴へ
優里父は誰でもない誰かから優里の父親へ
双葉姉妹は戦闘狂から統治者へ
春姫は統治者から信を愛する女の子へ
そう解釈すれば春姫のルートの違和感も多少は消えると思う。
ただどうしても腹落ちしなかったのが鉄鬼の扱いで、
夏姫が中盤あたりに鉄鬼とも話をしようと言っていたのに対応は臭い物に蓋をしただけに見えた。
信は鉄鬼のおかげで生きながらえたのになんとも、、という印象
戦闘シーンは都合のいい西尾作品の印象を受けた。純粋な戦闘は双葉姉妹までで、それ以降は
そうあるべきだからそうできる。人間といったら自分が人間になった。等
それができるなら死鬼戦は難なく倒せるうえ、春姫が信のことお兄様と読んだら本当に血縁関係になるはず
そのため、春姫のストーリーはほかの方からも評価が低いのだと思う。
優里、双葉姉妹の話はとても素晴らしいため購入は強くお勧めできる。