よくわからない主人公
よくわからない主人公
主人公がどうありたいか、何を基準に行動しているかがわからなかったため、感情移入ができなかった。
ラストシーン直前の紫苑/泉に話す口調が熱がこもって荒くなっていたが、
いきなり主人公の我を出されてそんな言い方しなくても・・とDVをしているように見えてしまった。
他の方の感想でも書かれているが共通まではよく、個別からきついというのは
純粋にストーリーの構成がユーザの期待しているものと違ったからだと思われる。
我々が共通ルートに期待しているのはキャラや世界観の魅力の表現であり、
それらをこの作品では雑談のような実入りのない話で表現している。
翻って個別ルートでは各キャラの深層となる部分
なぜヒロインは主人公を愛しているのか、主人公の行動動機はなにかを求めていると思う。
本作では、個別の構成も共通ルートのような実入りのない話が多くだれてしまったと
ユーザが上記感想を持った原因だろう。
各ルートによってそれぞれのキャラの設定が異なる部分があり
あれっ？となったため、新しいルートを始めるときは別ルートのことを忘れてプレイするのを進めます。