未プレイ者は人生を損してるといってもいい
攻略順
1 セイバールート (trueのみ)
2 凛ルート true
3 桜ルート true
4 桜ルート normal
5 凛ルート good
オマケクリアまで2011年9月~2012年5月、足かけ半年以上かかりました。
と言っても途中仕事に忙殺されプレイしない時期がかなりありましたが。
私はアニメFate/Zeroが始まる前のstay night一挙放送みたいな物でアニメ版を全部観てからプレイしました。
アニメ版はストレスレスでサクサク観れ(しかもそれでも不評だったし)、
アニメ化ドラマ化特有の原作未消化感を感じたこともあり、
原作は神ゲーらしいしやってみるか、という感じで中古初回版を購入。
率直な感想としては「最高の神ゲーだった」です。
セイバールートが終わった時の私の心境は。
「こんな素晴らしい物語はない」「セイバー可愛すぎる」
「こんな原作を持ってあの程度のアニメ(観た時は満足してたのに…)・・・こりゃあ叩かれて当然だわ」でした
まあアニメバッシングはここには不要ですね。すみません。
ただそれほど、このセイバールートは美しい。素晴らしい。
死生観…人生に対する考え方・・・多くの事に気づかされました。
ただアニメで結末だけは知っていたので泣きはしませんでした。涙ぐみはしましたが。
次に凛trueルートですが、号泣しました。
アーチャーのラストシーン。
マウスをクリックし、絵が目に映り、文章が頭に入る。そうするとまるで当然の化学反応のように涙が出て止まらないのです。
自分でも驚きました・・・この時はたしか8時間以上ぶっ続けでプレイし続けることが出来ました。ハマりにハマった。
正確にどこのルートだったか忘れましたが、士郎の、
「何もなくなった場所にいって、有りもしない玄関を開けて、誰もいない廊下を歩いて、
姿のない母親に笑いかけた。」この独白には驚き、涙し、改めてこの物語の深さを思い知りました。
桜ルートは難しかったです。
全然先に進めず、(私は選択肢をエクセルにまとめているんですがそれでも)←だからプレイ時間長い
正直ダレました。プレイが一時期止まった原因でもあります。
ストーリーは良かったんですけどね。
絶え間ない絶望に心折れそうになりました。
死に近づいていってる士郎を見るのが辛くて仕方ありませんでした。
ただ、こんな壮大な物語を最後まで書ききったのは、凄い。
最後までプレイして良かった、と心から思えました。
bad/dead endを集めるのには攻略サイト使わないと無理でした。
あれは時間がいくらあっても無理・・・。使わなかった人尊敬します
なんか愚痴が多いですが、最高でした。やらない奴は人生損してる!!
こんな美しくて、素晴らしくて、深くて、魂が奮える物語を読めて、本当に良かったと思います。
これを機にシナリオ重視のエロゲの存在を知りましたし。良いきっかけでもありました。
シナリオ、演出、設定、グラフィック、立ち絵、歌、BGM、操作性、、、
100点、付けさせて頂きます。