瑛莉ルートが感動すると聞いてハードルガン上げしてましたがやはり感動してしまいました…
冒頭から度々でてくる「これは俺の物語じゃない。これは美汐瑛莉という少女の物語だ。」の言葉通りの美汐瑛莉の恋を描く物語でした。
美奈√では美奈と康司が結ばれた事により康司から恋愛観測をやめようと言われ(後に再開をしますが…)失恋をし、いろは√では嫉妬から二人にきつく当たってしまったりと他√でも瑛莉の恋模様が描かれています。
そして肝心の瑛莉ルートですがあれだけ自分のハードルが高かったのにもかかわらず感動で思わずホロリとしてしまいました。
恋を知らない瑛莉が康司に恋をし、部活に恋をし、友人達に恋をし…一度は盗撮などの罪により無くしてしまいますが、失って初めて自分がこんなにも恋をしていたことを知り涙し、過去の罪を自ら反省し謝罪し…結婚し子供が生まれそして孫ができて…ありふれた幸せかもしれないけどそれでもかけがえのない幸せな人生で…50年越しの「好き」を言い二人でこの世を去る…。
終わったあとの感動でしばらく他のことが手に付かなくなってしまうほど素敵な作品でした。