物語が動く。転に相応しい作品。でも……
ゆきいろゆきはなゆきのあとまでをプレイしてからの評価である。
ここまでの2作では、どちらかというと香坂春風は嫌われる立ち回りをしていたと思う。(能力をガンガン使用して他人を操っていたり、意見をはっきりさせなかったり)それをきちんと覆す魅力を演出できていた。
結城希亜の「もう一度言う……!彼のあの姿を見ても、 あの言葉を聞いても、立ち上がれないのなら……ッ、あなたは、彼に、ふさわしくない……ッ!」という叱咤は、彼女のラストヒロインとしての一端が垣間見える。
最後、我々を「9番目のユーザー」として呼ぶのに「9th」ではなく「9」なんですよね。