なぜ書けもしないものを題材に選んだのか。これが分からない。
1、主人公は授業計画書もなくいきなり1時間の授業をこなす。これが出来るんだったら大学なんて不要ですよ。
2、主人公のウィッグはうなじが見えているが、そんなウィッグを被ったらどうやっても浮いてバレるだろう。お宅のところ、女装もの作るのは初めてではないのになんでそんなミスをするのか。
3、練習しなさすぎる。毎日放課後にちょろっと楽器に触って終わり。趣味のレベルならそれで十分だけど、「力を入れている」なら明らかに不足。
4、なぜバイオリンを練習後に調弦するのか。しかも奏者以外の人間が。音がずれた状態で練習するなよ。まだ園谷千夏とかの学園に入学してから楽器に触れた組なら分かる。でも水澤沙耶香はそれ以前からバイオリンを弾いていたわけで、調弦できない、しないのは明らかにおかしい。しかもピアノも毎日調律している。そんなにやったら楽器が傷むぞ。
5、そもそもライターが「絶対音感」の意味を勘違いしている節がある。
6、「リーリエフロイラインシュールフェスト」のロゴがダサい。なにあのワードのクソダサレイアウトみたいなの。お宅さんの芸術教育、明らかに失敗してますよ。
7、まだリーリエの生徒はまだしも、主人公は一体何なのか。特に「世界的なピアニスト」に師事しているんだからピアノの練習は時間があったらあるだけしろよ。留学してんだろ?
8、楽器弾けないなら寮の意味なくない?
と、問題点を挙げればキリがない。エロゲだから「全てはセックスのための舞台装置」ってのは分かるんだけど、それを利用するとしても利用する側への尊敬が足りないし、合理性もない。