そう、ハコネ氏だったから。
シナリオは、この価格帯に求めてはいけませんね。
兎にも角にも主人公の鈍感さには誰もがイラつくことでしょう。
ヒロインのカレンが幼い頃の約束を覚えているというのに、
主人公はまったく覚えていない!
しかし、鈍感さはエロゲ主人公の十八番なのでいいとしましょう。
ストーリーはこの鈍感さをきっかけに、カレンがプッツンして
主人公を「いぬっ!」のごとく扱うようにして展開していきます。
まさしくタイトル通りなのです。それ以上でも以下でもありません。
プレイの内容は犬のごとく扱われるわけですから、
それなりのものがそろっています。
犬のように扱われて・・・それで終わるのではなく、
最後は主人公が約束を思い出してカレンの暴走をしっかり正すわけですが。
落としどころとしては良かったのではないでしょうか。
主人公はただのヘタレではないのだと。
それはそうとして他の方のレビューにもありますが、
何故ジャスミンのエンドがないのか疑問です。
ゲームバランスとしてはカレン、ジャスミン、ハーレムエンド
があればいいのですが、ジャスミンだけすっぽり抜け落ちています。
適当でもいいから何かしらのエンディングがほしかったところです。
グラフィックはオダワラハコネ氏。このときは良かったと感じるのは自分だけ?
最近のコンチェルノートで作画のレベルが落ちたなあと。
その他サウンド、CV等は並といったところでしょうか。
ただ、金田さんは良いですね、やっぱり。