Limeに明日はあるのか?
わお!エロシーンしかないよ!
プレイ後しばらくポカーンとしてしまいました。
エロゲーなんだからエロけりゃいいっしょ?
とでも言わんばかりの怒涛のエロ構成。シーンが終わると早くも次のシーンへ。
その動きに一切の無駄なく、そのままエンディングへ一直線。
会話とかシナリオとか、諸々が極限に切り詰められているので、萌えることすらできない。。
なんせスタートの時点で既に好感度MAX・・・そういうことです。
この潔さにはある意味感心します。
しかし、いくら抜きゲーだとしてもここまでやられると流石に泣けてきます。
(なお、当初フルプライスと記載してしまいましたが、
正しくはミドルプライスとのことなので、訂正させていただきます。)
例えミドルプライスといえども、限られた資源をエロばかりに配分するのではなく、
最低限シナリオ構成や、日常シーンにも配慮して欲しかったところです。
言ってしまえば、この程度ではまだ同人作品のほうがマシです。
「たかが」の冒頭など、数少ない日常シーンにも藤海氏独特の切れ味はあっただけに、
もったいないなあ。
さて、肝心のエロは気合入ってます。
シーン数はなんと遥那が13、理紗が12プラス先生&ハーレムとかなり盛ってます。
シチュも一通り網羅してます。
ラブラブのHからはじまり、おもちゃや露出プレイにも挑戦していく流れ。
特にキスに関してはタイトル通り、要所要所で出てくるのでグッド。
こういったこだわりがあるのはいいですね。
ただ、メインヒロインがどちらもMなのでやや物足りない感じがします。
どちらかSでもよかったのでは?
また、CGの使い回しが多めなのは残念ですね。そこまでしてシーン増やさなくても・・・。
それでは最後にその他の点について。
まずグラフィックですが、どこかぎこちないですね。
一枚絵の構図や体のバランスが不自然なのがちらほらと。エロで勝負はちょっときついか。
次にサウンドですが、これは言うまでもないでしょう。相変わらずグッドです。
特に曲作りは秀逸で、のみこさんとの相性抜群です。
そして、CVは申し分のない安心の顔ぶれ。
また、演出やシステムも十分な出来。
それにしてもどうしてこうなった。
いくら抜きゲーだとしてもエロだけってのはやり過ぎ。
Limeはもう駄目かもわからんね。そう、まずはMMの続きを出してみようじゃないか。