また臨界点突破だ!
これはひどい。。
朋乃ルートに入って彼女の境遇が明らかになった後、
突然ベッドに横になっている描写が出てきて、???と思いました。
そしたら薬がどうとか、闇の組織がどうとかぶつ切りで終いには、
副会長が闇の組織と関わっているらしく?
主人公が朋乃のために決してあきらめないと、副会長に宣戦布告して終了。。
スタッフロールも流れずに。まるで次回予告を見ているような感じでした。
無理に話をシリアスにして企画倒れに終わったことが伺えます。
こんなことになるくらいなら、延期をするのはもちろんのこと、
シリアス展開はやめて、他のルートのように無難にまとめるべきだったでしょう。
それを抜きにすれば、まあ手堅くまとめてあるといえるでしょう。
印象には残りづらいですが。物覚えが悪いのか、
既におぼろげにしか覚えていない自分がいます。
他に欠点を挙げるとすれば、日常がさっぱり面白くないことですね。
主人公達が頑張って面白いことを言おうとしていますが、
ことごとく空回りしています。
あれは「おやじギャグ」のレベルで、けっして面白いとは言いません。
あからさまに笑いをとろうとする姿勢には引きました。
さりげなく笑いをとれてこそ、
センスがあるというものではないのではないのでしょうか。
後設定があんまり生かされいませんね。
冒頭で春宵学園に関して色々と説明があります。
一般人と貴族、水面下で行われる部活動間の覇権争い、
学園を裏から操る謎のサロン等々。
主人公の行動範囲が狭いこともあって、
物語の根幹に関わってくることがあまりなかったのは残念です。
良かった点としては、DDSを標準装備していて、
ユーザーに対する配慮がしっかりできていることでしょうか。
あとは・・・黒タイorニーソ完備とか?
う~ん、、繰り返しになりますが、さらに延期してもよかったのでは?
もしくは、無茶なシナリオにしないとか。
救済シナリオを作るくらいなら、ねえ。
グラフィックやサウンド等は問題ないだけに、もったいないですね。