「これNORMALだよね?!」と思わず難易度を二度見しちゃうタワーディフェンスSLG。師団編成に小一時間頭を悩ませて産みの苦しみ味わった後は、脳汁潮吹き絶頂産卵アクメでいぐうぅぅぅぅぅぅぅぅう!!!
ヴァージョン1.06でプレイ。
ロウ→カオス→ロウ(ティティ個別)と一周ごとに難易度を上げて三周終了。カオスEDを一種類しか見ていないので、もう一周するかもしれませんが、ひとまずはここまで。
VBシリーズはFに続いて二つ目の挑戦。
前回はシステムを理解するのに四苦八苦したけど、すっかり慣れた今回はチュートリアルなんて適当に流し読みしたって楽勝ッスよ。
と思って開始してみたら、序章~一章あたりは実際楽勝だったんですが、
二章あたりから資源カツカツ戦力ギリギリで、これ本当に難易度NORMAL?と涙ぐみながら確認してしまいました。NORMALで間違いありませんでしたよ。
中でも一番苦しかったのは三章終了後の幕間。
迷宮構築も少し形になってようやく光明が見えたかなと一息ついたところで、敵の大攻勢を一定ターン耐える変則ステージ。
どっかんどっかん蹂躙され、迷宮一階層は文字通り焦土と化しました。
Fが地域攻略だったのに対し、今回は迷宮防衛ということで、見栄えは地味な印象でしたが、
敵侵攻を防ぐ明確な防衛ラインが存在する今回の方が、いかにもSLGっぽくてやっぱり楽しかったです。
また、メインバトルで討って出るよりもよりもエンカウントバトルで迎撃する機会の方が圧倒的に多いため、
たとえ師団編成にたっぷり時間を掛けたとしても、戦闘そのものはサックリ終わり、意外とプレイ時間は嵩張りませんでした。周回プレイし易かったです。
シナリオは、シリーズファンの間ではあまり評判芳しくないようですが、個人的には十分楽しめました。
ロウはロストテクノロジーものの定番展開だし、カオスはメガテンだったらこっちのがロウ扱いされそうな冷たい方程式だし、
どちらにしても、天使のような幼女を中心にお話を組み立てた場合の行き着く先はこの2パターンだよね、と納得のいくものでした。
その代わり、割を食ったのが主人公で、設定的には冷徹な思考とヒューマニスティックな心情の二面を内包する人物って事になってるんだろうけど、
なんだかその場その場の流れに振り回されて、単なる物語にとって都合の良い男にしかならなかったような印象。
これに拍車を掛けているのが親交/調教のシステムで、
Fではどちらかが一定段階以上進むともう片方にキャップがかかったのに対し、今回はイベント進行の両立出来るので、
ヒロインと主人公の関係性が、寛大なエロゲ脳でフィルタをかけてあげない限り、妙ちきりんな事態に陥りがち。
結局、これの行き着く所としてカオスルートへの分岐があり、なんかいきなり主人公の脳みそに触手湧いちゃったの?みたいな唐突さで急旋回していきます。
仮にこれがATLUSゲー的な喋らない主人公という設計だったらもう少し違和感も軽減されていたのかもしれませんが……。
まぁ、ロウの最終ステージ名がOP曲と同じなことを鑑みるに、どちらかと言えばロウが本筋だと思うし、
そちらへ分岐した方が主人公の振る舞いも自然に感じます。
エロは、触手ですらまだ素人な自分にとって、産卵メインはさすがに敷居高かったです。
異物挿入ものと思えば産卵も辛うじていけるか?とも思ったけど、そこまで追求する気にはなれませんでした。ただ、産卵ガチャガチャは笑った。
それ以外では、自分が産んだ芋虫との異種母子強姦などが印象に残りました。
音楽は非常に良かったです。ステージごと、中ボスごとに専用曲が用意されていて、しかも耳に残るものが多かったです。お気に入りはケートス戦。
も一つおまけに、キャラクター、ステージ、兵雇用解放がそれぞれタロットカードになぞらえてあるのもペルソナやJOJOみたいで地味に楽しかった。
キャラごとのアルカナ覚書。
0 愚者:アーシェ
I 魔術師:ディミルギア
II 女教皇:トモエ
III 女帝:エステリア
IV 皇帝:エナ
V 教皇:エルミン
VI 恋人:ククル
VII 戦車:メアリー
VIII 正義:ジーオ
IX 隠者:テオフラッド
X 運命の輪:ミリア
XI 力:ララ
XII 吊された男:ハマン
XIII 死神:ヴァニラ
XIV 節制:ルクレッツィア
XV 悪魔:キャルミラ
XVI 塔:トゥリア
XVII 星:シグレ
XVIII 月:レイン
XIX 太陽:ティティ
XX 審判/永劫:ルル
XXI 世界/宇宙:ベリオス