魔法と料理、童貞と魔法使い、閉鎖した村社会と、、「さくらシュトラッセ」ーーーー個人的にMy best of エロゲです!
当初、感想を投稿していたのですが、一年ぶり位に再度マリー√を制覇して、あまりにも面白かったので、他の人にもオススメしたいとの思いで、全面改稿して(削除しただけ)再度一筆とりたいと思います。(ネタバレですが)
魔法と料理というのを題材にしているだけあって、ライターが一番力を入れているルートは、やっぱりマリー√だと思います。メインヒロインですし。
力入れているだけあって、起承転結もスムーズで、非常に粗が少ないです。舞台設定、キャラクターをフルに利用した感があります。
クラウディアが最後まで調子のいいアホだったから、このエンディングを迎えることができたし、
クリスがショタっぽくて、恋敵には見えなかったら、ストーリーが暗くなりすぎずに済んだし、
義理の母がカモメ亭に戻ってくるから、マリーは自分が春美に必要とされるのか心配になるし、
春美の腕がマリーの魔法によって一時的に繋がっていただけだから、魔法が使えなくなったマリーは故郷に帰ることになったし、
またその腕は料理人の命といえる利き腕だし、
魔法が使えなくなったマリーは、一人で厨房を立ち回る必要があったのに、片割れを失ったマリーはパニックになって、スープの入った鍋をこぼして、危うく大惨事かと思ったら、火をつけてなくて火傷しなくて済んだけど、火すらつけていないというドジを侵すし、
言葉ではおそらく伝えられなかったことを、春美は料理をもってマリーに伝えるし、
春美がドイツから追い出されなかったのも、結婚式場のシェフという立場があったからだし、
・・・・・・・・・・。
とにかく隙が見当たらないのです。始点と終点の大きな流れの中に、春美とマリーのいざこざがあって、すいすいとクリックが進みます。
グラフィックもBGMも文句なし。ある種統一感があって、奇跡かと思いました。
参りました。My best of エロゲに認定です!