絶望のBETA最前線にようこそ!とアニメ版感想
アニメ放映も始まり、動きだしましたね
トータル・イクリプスに続く、マブラブ派生作品のプロジェクトが
スタートボタンを押すと、いきなりBETA最前線送りにされ、光線級吶喊から始まります
もう、この展開が燃える燃える
マブラブらしい、政治的な駆け引きはもとより、今作はBETA戦も盛りだくさんで非常に豪華です
トータル・イクリプスは後方の話だったので、イマイチ地味でしたしね
オルタもまた、あれは非常に素晴らしいですが、あれは完結させるものであり、特殊部隊のお話ですしね
今回は、そんな特別がない、オルタ本編より前の時代、欧州戦線の一部隊のお話なのですよ
ろくにメンテナンスもされていない機体、定員割れの部隊、絶望的な戦況、雪の降る東ドイツの戦場・・・いいじゃないいいじゃない~
そして、どうしても、戦術機がメインのお話になってしまう、マブラブですが
そんな泥臭い物語のふさわしく、歩兵についても一部、触れられており大満足です
あ、そういや、今作も地図付きのブリーフィングがなかったのは残念かな
トータル・イクリプスは吉宗鋼紀がもう半ばぶん投げてたのをゲーム化というカタチでなんとか終わることが出来た作品でしたが
シュヴァルツェスマーケンはもう、原作小説は完結しているんですね
マブラブ以降、すっかりお馴染みにとなってしまった分割商法ですが、これなら延期されることもなく、ちゃんと、後編・・・販売・・・される・・・よな?
クロニクルマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
テレビアニメ版について
1話が放映されましたので見てみました
・・・う~ん、いきなりカティアが亡命した理由を話す所までやります
それをたった1話でやるんだからもう、あちこち削りまくっていますねぇ・・・
ゲームでしたら、そこまで辿り着くだけでもかなりの時間がかかります
それは演出や、ageの独白システムがあり、状況説明や心情描写がとても丁寧だからです
デメリット:主人公がなさけなくなる
それを、すっ飛ばして、世界観説明もおざなり、表面の台詞だけをさらい、なおかつアニメの枠に収めるために台詞まで削っているので、いろいろな駆け引きまで省略されてしまい、あの重厚な世界観がなんだか薄っぺらく、あっさりとしてしまい非常に残念なことになっています
また、台詞も一部改変されていますね
たとえば「傾注(アハトゥング」や「シュヴァルツ8(アハト)」とか普通に日本語読みにされています
それは、あくまでも文字媒体が主であり、音声が補の関係であるノベルゲームと違うため
視聴者に分かってもらいやすくするためでしょうけど、これもまた演出という点で少し物足りなくなっています
トータル・イクリプスの例があり、あまり期待してませんでしたけど・・・まだ始まったばかりですけど・・・
う~ん、もしかして、トータル・イクリプスより酷くなったりしないよな・・・
まぁ、それはそれとしてやはり、アニメで戦場が、戦術機が動いている姿を見るのは嬉しい物があるんですけどね
・・・思うにマブラブ作品のアニメ化は難しい・・・説明が濃いですから相性が悪いのかもしれないですねぇ・・・
吉宗鋼紀氏は以前、マブラブ本編をアニメ化するのは尺的に非常に難しいとかいってましたが、それ以前に、どこかあの世界観を表現してくれるところはないものか・・・
Keyに対する京都アニメーション
TYPE-MOONに対するufotable
・・・そんなアニメーション会社が出てきてくれると嬉しいのですがね・・・