開始数分後のあまりの展開に心をやられ長いこと積んでいたのですが、どうしてもっと早くプレイしてなかったのかと思うほどの出来。
田能村と雲雀がいたからこの物語をクリアできたと言っても過言ではない。
チョコを渡すシーン、告白、初H、からの教会エンドとトゥルーエンドの流れが素晴らしすぎた。
同時に、司と柚香にはほとんど共感出来なかったので、うーん・・・となるシーンも多かった。
でも自分に近いのはきっと鍬形なんだと思う。
誰が彼を非難できようか。誰にあの状況の彼を裁くことができようか。
最後、「それでも僕は間違っていない」と言った鍬形は、きっと、もうかつての彼に戻ることはないんだなと。
変わった世界で唯一変わらない(ように見える)あろえ。
彼女にだけは、みんな本音で、本心で話していたんじゃないかな。
冷たく当たるひともいれば、雲雀のように文句は言いながらも愛ある関わりを続けるひともいて、彼女がまわりに与える影響というのは実は凄いものだったんだろうと思う。