どのシナリオも熱量が同じなので読んでいて凄く楽しめた。
おまけシナリオ未読。本編のみの感想。
ロックがかかっていないので、一人目攻略で文乃を選んでしまうとその後のシナリオの意味がわかってしまって楽しめないかなぁ、と思っていましたが、
文乃から攻略してすべて理解した上でプレイするのもそれはそれでいいのではないかと。
確かに文乃が全貌を握っているし、ラストの卒業式のシーンを見るに彼女がメインヒロインなのは確かなのだけど、
この物語、エロゲによくある“どのシナリオがトゥルーか”みたいな感じではないのですよね。
文乃がメインではあるけど、トゥルーというわけではないところが良かったです。
どの子たちもみんな同じスタートラインで同じような結末を迎えるの、イイ。
主人公、そんなことする?空気読めてなくね?みたいな雰囲気が凄い。
でもそういう意味では、田舎の等身大の男の子というか、
この世界の無情さ、子供の力の無さが現れていてよかった。
あと何よりもHシーン素晴らしすぎません?
イラストの雰囲気も相まって、エロくないのにエロいというか、いやエロいんだけど。
藍と悠夏のシーンなんて「うわー!田舎の女児がやってそー!」と私の妄想のまんま具現化で凄く良かったです。解釈一致ってやつ。
堂島の悪戯も、悠夏のスカトロも、良かったなあ・・・。
シナリオで言うと、藍>雨音>>>その他という感じ。
藍√は微ホラーで凄く楽しめました。猫好きだし。
雨音は血塗れメイドの勝利という感想しか・・・。血塗れメイド、良い。