楽園の守護者のほうが好きだった。マリーベルは気付いたら終わっていて、アレ?となってしまった。値段が値段なので仕方ないが、あまりにも短くて残念。長文感想は「こなたよりかなたまで」に触れていますので、自衛お願いします。
ところで、健速さんは、こなかな路線よりもこっちのほうが向いているのでは?と思うほど楽園の守護者は面白かった。
というのも、私はこなかなで描かれた死生観が本当に地雷で、マジで本気で嫌いな作品だったので、
楽園の守護者には期待していなかったのだが、想像以上に、というか、本当に描かれるものすべてが良くて、びっくりした。
この人の作品は絶対もうやらん・・・と思っていたが、楽園の守護者のおかげで他のものも若干やりたくなっている自分がいる。ていうかこれが描けるのにいったいこなかなはなんだったんだ?
こなかなは死生観が無理というより、起承転結も本当に意味が分からなくて、読んでいて???としかならなかったのに、楽園の守護者はひとつの読み物として完璧でした。
マリーベルのほうが拍子抜けするほど短く、誰にも感情移入できなかったため、
「アルカディアの灯火」として見たら、この点数しかつけられませんでした。