多分女の子がかわいそうな目に合ってるのが性癖のスタッフがいて、鍵ゲーみたいな設定が女の子がつらい目に合うのにちょうどよかったんじゃないかと思った。多分ね
各ルートの山場が来るまで続く不毛な会話と理不尽な主人公弄りがそこそこキツかったけど、最終的にはどのルートも少しうるっとくるぐらいには感動できるいいゲームだった。
痴呆になった澄乃が周りに暴力や暴言を吐くようになる様はかなり痛々しく読んでいてこっちが辛くなってくるほどだったし、旭が見えなくなったり喋れなくなったり聞こえなくなったりと不幸のオンパレードに見舞われる展開も旭がひたすらかわいそうで読んでられないくらいで、確かに「鬱だSNOW」なんて言われくらいには気分が落ち込むような話が多かったけど、澄乃ルート以外は最終的にはまあハッピーか?くらいのオチにはなっていたとは思うし、澄乃も桜花ルートで救われていたので不幸で終わらず安心した。
不幸の度合いでいえば過去編が一番なのだけど、この過去編は白桜と菊花の2キャラがどうしても好きになれずこっちの意味で読んでいてとてもキツかった。澄乃はあまり気にならなかったんだけど菊花のえう~は発せられるたびにイライラしてしまい重要な話なのにあまり頭に入ってこなかった気がする。
非常にどうでもいいことなんだけどしぐれがミニスカを穿くようになった経緯がとても気になりました。