3~4時間ほどで終わる短編ノベル。館モノとしては不気味さやミステリーな雰囲気は薄く、少し淡々としすぎている嫌いはありますが、ほかの館モノでは中々味わえない幻想的ともいえる独特な雰囲気がありました。個人的には大好きな作品です。
パッチが出ていたようなのですが、それに気付かずプレイしてしまった結果
テキストがウインドウからはみ出して表示されてしまい、酷いときはテキストがゲーム画面の外にいってしまい
読めないなんてこともありました。これからプレイなされる方がいましたらパッチを当てることをお忘れずに。
特にエロが濃いというわけでもないのですが、陵辱的なものやNTR要素のあるエロシーンが存在するため
そこが苦手な人も注意が必要。まあ今更こんなマイナーなゲームに手を出すような人がそんなことを気にするとも思えませんが……。私の性癖的な問題ではありますがフロウラがかなりツボに入ったヒロインでした。
こういう、どこか悲壮感を纏いつつも幻想的で美しいと感じられるような作品大好きなのですよね。
いわゆる(悪い意味で）雰囲気ゲーとも言えるべき作品で、淡々としている上に起伏も少ないので退屈な人には
退屈に感じられてしまうでしょうし、非常にマイナーなゲームではあるのですが、
ほかの人がどう感じ取るのか、というのも気になる作品でしたので、気になった方にはぜひプレイしていただきたい作品でした。