コロナ禍で満を持して発売された最終作
●良いところ
・タイトル画面から漂う最終作感
・タイトル画面の妖狐譚をはじめ音楽が場面に合っていて素晴らしい
過去作の曲、クラシックを含めると40曲以上あり聞き応えがある
・シリーズ定番の淫語が素晴らしい。ち○こ、ま○こ、精液の言い回しが何百と出てきて感嘆する。もう笑うしかない
・主人公がヒロインに対し「ありがとうございます」「～なんですか」と終始敬語なのが、エロゲの主人公として新鮮
に感じる。怪奇作家の先生であるイメージを崩していない、主人公が人間でないものへの畏怖をもっていて良い
・シナリオがいままでで一番オカルト、ホラー方面に力を入れていて前半～中後半までは抜きゲーよりシナリオゲーに
なっている。吉祥寺ドロレス氏は、かなり力のあるライターだと思う。田中ロミオクラスの誰かの別名義ではないか
と（ ＾ω＾）
・緑いいよ緑
・びゃっこ氏がポップでかわいい・・・
・八宝備仁氏の他の萌え絵氏とは次元が違う画力。人の体をここまで上手く描けるのは流石のキャリアとしかいいよう
がない。巫女が舞うシーンのCGが凛として好きでした
・背景や料理のグラフィック、SD、カットインも最高水準
・ギャグがきれている。「○○館――ほとんど円」がクスッときた
●悪いところ
・前4作を総括する場面がけっこう強引な感じがする。例えば、前作は姉弟の禁忌の愛とのことで、表面的には確かにそ
うだが、実際は狡猾なUMAが○を鳥かごに入れて自分のものにしたいという内容がストーリーの本質のため少し違和感
があった。そんなに気にならないけど
・個人の性癖だが、蓮華ﾀｿの脇をもっと見たかった
・良い点でもあるがけっこう怖い。ガンバの冒険アニメ版のノ○イを思い出しました。やめてくれ＾＾
前作から音沙汰がない期間が長く、シリーズが完結したこと自体が感無量です。
全作をやってやっぱり霧枝様が最高でした！