【卑語に大きなP音】敵「やめてほしかったら触手気持ちいいと言ってみろ」→女「触手気持ちいいです」のワンパターンエロ。言わされているだけなので心は落ちない。暗めのシナリオと心情描写がちゃんとしていて、えろえろだけど「この子可哀想」と思う部分がいくつかある。
インストール容量は3.37GB (Ver1.00)
●《渡瀬澪》
CG12枚 (通常CG5枚+HCG7枚) 回想5枠
●《皆坂亞璃絵》
CG10枚 (通常CG3枚+HCG7枚) 回想5枠
●《橘つばめ》
CG11枚 (通常CG5枚+HCG6枚) 回想5枠
●《橘久遠》
CG10枚 (通常CG3枚+HCG7枚) 回想5枠
●《イスカ》
CG5枚 (通常CG0枚+HCG5枚) 回想5枠
●《天王寺こなた》
CG5枚 (通常CG0枚+HCG5枚) 回想5枠
●《天王寺沙耶香》
CG6枚 (通常CG2枚+HCG4枚) 回想3枠
●複数
CG17枚 (通常CG4枚+HCG13枚) 回想10枠(ハード差分+9)
●サブ女の子
CG2枚 (通常CG0枚+HCG2枚) 回想2枠
浮いてるCG1枚 SD絵はなし
合計CG枚79枚(HCG56枚) シーン数45
BGMは14曲 ボーカル曲は1つ
修正パッチはリンク切れでした
卑語にP音修正があります。しかも修正音がかなり大きい。
後半のエロはおち●ぽ・おま●こがたくさんあるのでP音地獄です。
『KAI』さんの過去作は卑語無修正だったはず。他社の卑語修正音があるものでも2017年発売のエロゲーならP音は気にならないくらい小さいです。
抜きゲーメーカーなんですから卑語無修正がOKの声優さん、声優事務所に依頼しましょう。
システムも全体的に貧弱です。右側のアイコンがCGを邪魔しています。
モザイクの大きさなんかも気になるところ。
私は基本凌辱ゲーは苦手な人です。なのでヘンなことを書きます。
『魔女と剣と千の月』は『ヴァルプルギス』の続編ですが、前作未プレイです(『ヴァルプルギス』はWindows10では動作しません)。
■処女
《渡瀬澪》 0歳児
《橘つばめ》 19歳
《イスカ》 ??少なくとも触手経験は初めて
《天王寺こなた》
■非処女
《皆坂亞璃絵》 触手経験あり+彼氏と性行為
《橘久遠》 元カレと性行為+触手経験豊富
《天王寺沙耶香》 レイプ経験あり
前作をプレイしてないので確信はないですが多分こう。
このメーカーさんのゲームは選択肢を間違えると、女の子が触手に犯されてBAD ENDになるようです。全て凌辱エロです。
正解の選択肢を選ぶと(つまりメインシナリオ)、モブキャラの凌辱シーンはありますが、メインヒロインは最後まで犯されないと勝手に思い込んでいましたが、
『魔女剣』ではメインシナリオ中でも3人(《イスカ》《亞璃絵》《久遠》)が触手られるのを回避できません。
>【イスカ】
>「おぉおぉっ、おっ、オマ●コっ、さ、最高ですっ! おち●ちんで……オチ●ポで犯されて……ぐすっ、ぁぁ……」
>「オマ●コのほうが最高!だけど、お尻も気持ちいいのぉっ! も、もっと欲しいです。おひりにも、オマ●コにも、もっとオチ●ポ突き刺してくださぁい……!」
触手経験のない《イスカ》ちゃんは開始20秒で感じまくり完全に落ちます。
ところがその後のシーンで普通に復活します。身体は快楽落ちしても心までは落ちてないようです。
つ ま り 「 演 技 」 。
このゲームの女の子たちは触手に感じている「ふり」をしているだけなのです(怒)。
触手が与える異次元の快楽や、お腹ぼっこりの超巨根の前に変身ヒロインたちは「落ちた」はずですが、行為の結果「触手は嫌い」と受け入れていません。
これが最後まで抵抗する系の「ひぎぃ」系ハードエロスの凌辱オンリーゲームなら問題ないのですが、
快楽落ちのソフトモードもある本作では、女の子は触手に完全敗北してほしかったですね。
例えば『ヴァルプルギス』で触手経験がある(と思われる)《亞璃絵》は
敵の触手を見るたび、触手快楽を思い出しておまたが熱くなって戦えなくなり、「私を触手で犯してぇ(はーと)」とおねだりしてほしかったです(笑)。
落ちるってこういうことですよね。
「和泉万夜」さんの癖なのか、女の子に言わせる・命乞いをさせる系の脅迫が物凄く多いから、精神落ちしないんです。
凌辱・鬼畜系でエロが濃いと言われるものに、「とりあえず卑語を言わせておけばエロくなるだろう」のエロテキストをよく見かけます。
私は女の子が心の底から落ちている(or最後まで抵抗する)かを見極めます。
演技である=気持ちいい台詞が偽物だと判断した場合、私はその鬼畜ゲーのエロを濃いものだと認めません。
ベテランの「和泉万夜」さんのシナリオは基礎的なレベルはかなり高いです。原画前作の『リヴォルバーガール☆ハンマーレディ』とは雲泥の差です。
ストーリーはテンポ良く進み無駄が少なく、キャラクターの心情描写はすごく丁寧です。
《澪》が《連》の魂を返すことに《つばめ》が反対したり、正論《千堂》くんと感情論《亞璃絵》の対立など、キャラクター性の違いを生かしています。
特に《久遠》さんは元カレ→肉便器→新彼氏とキャラ描写を盛りすぎています。
これが寝取られゲーやひぎぃ系に特化したものならいいんです。快楽系エロを入れても「この子可哀想」としか思えず萎えてしまいます。
《澪》が生きる存在意義と、《久遠》さんが死に場所を求める。2人の物語になっているのはわかりますけどね。
萌えゲーやシナリオゲーならキャラ描写は密接にかかわってほしいですが、
鬼畜ベース+快楽ならバッドエンドのみでキャラクター性を軽視したただのエロだけで気軽に抜きたかったですね。
(『ヴァルプルギス』からの流れもあるのでしょうが。)
まあ文句言いながらもしっかり使っているんですけどね(笑)。
一番好みだったのは《つばめ》のスライム姦でした。原画前作でもネーナのオナニーシーンは良かったです。女の子が気持ちよさそうなエロが私は好きです。
「〆鯖コハダ」さんの絵は貧乳幼女が良いですね。
絵は少し崩れ気味で残念でした。
指摘したいのはエロCGの背景ですかね。同じような背景のエロ絵が並ぶのは良くないです。
ここは原画前作の『リヴォルバーガール☆ハンマーレディ』では問題なかった点で、最新作の『青い空のカミュ』ではエロ絵背景が悪化しています。
今作でアヘ顔(舌)を解禁したようですが私はアヘ顔全然OKの人です。
巨根でお腹変形はいいですねぇ(うっとり)。女の子をひぃひぃ言わせるには逞しい男根が必要なんですよ!(力説)。
妊娠してお腹ふっくらするシーンは蟲出産7つ+お腹たぷたぷが6つあります。
エロの尺は短いものからかなり長いものまで様々。
「ソフトモード」「ハードモード」の選択は終盤に集中しています。私はひぎぃ絶対無理の人なので(嫌悪感すらある)。
1つ前にプレイした原画前作ではソフトとハードが全然違うシチュで快楽系と苦痛系の差を大きく感じましたが、今回はほぼ同じシチュで差が小さくなっています。
ふたなりのシーンなんかはハードのほうが好みでしたね。私が抜きゲーに求めるのはアクメ地獄なので。
総評は「エロはバッドエンドだけでOK」です。
シナリオとキャラを真面目に書いちゃったせいで快楽落ちエロが「演技」になっているのは残念でした。
エロいっちゃエロいですが、「演技している」のを見抜けちゃうとねぇ。
脅迫して言わせるのではなく心から気持ちいいと言わなければ落ちないのです。というか脅迫エロのワンパターンすぎ。
意外とシナリオはしっかり作っていて、軽い絶望感がある暗めの話です。サクサク読めます。
主人公のホムンクルスの《澪》が人間になるための物語ですが、複数のキャラにスポットが当てられているため、《澪》の掘り下げが足りません。
人間ドラマとして見るなら良く出来ていると思いますが、淡々としていて盛り上がりに欠けます。
「和泉万夜」さんのシナリオはエロゲにしては上品すぎます。文学作品のブランドなのかもしれませんが、もう少しエンタメ寄りにしてもいいかなと思います。
キャラ感情描写が丁寧なので鬼畜系エロを求める人におススメ。鬼畜系の中では絵がポップなのもあってヌルめのほうだと思います。
私みたいな凌辱ちょっと苦手な人にはあまり向いていません(でもエロいけどな!)。お気軽に抜きたいだけなら最初からセーブデータを当ててフル化しましょう。
エロスを捨てた雰囲気ゲー『青い空のカミュ』をプレイした後、メーカー過去作を2つプレイしてみました。
自分は凌辱苦手の認識があったのですが、『KAI』さんのエロゲーをプレイして「触手はおともだち」と思えるようになってきました(嘘)。
またロリコンの血が再発したりと、自分の属性がほんのちょっぴり広がった気がします。
「〆鯖コハダ」さんには ち ん ち ん お っ き く と書いておきます。あと金玉もつけて。