圧倒的感謝
正直減点箇所はなくはない。拾い切れてないキャラが多いとか。CGで欲しかったところがあるとか。
でも、ランスとシィルの物語として30年続けた物語をここまで綺麗に畳んでくれたことに、自分は感謝の念しか持てない。
だからこの作品の評価というものがランスというシリーズの評価そのものになるのは、どうしても仕方ない部分があると思う。
だって、それに値するだけのものを、ランスというシリーズは今まで積み上げてきたのだから。
鬼畜王が、ランス6が、戦国が。
OSも世紀も変わっても、いつだって10万本近くの売り上げを飛ばし、
はっきり言ってしまえばプレイしていないプレイヤーにだって多分
この30年間、エロゲーマーの側にはランスという作品があった。
最終決戦でランスは<俺たち>に振り返って言う。
「おい、お前ら見てるか? 俺様の活躍、ちゃんと見ているか?」
ああ、ずっと見てきたよ。
俺たちはお前の背中を見て、お前に憧れて、お前になりきってた。
お前のことが好きだったんだ。
そこからは、彼の生涯~エンドロールのダイジェストまで、滂沱の涙を止めることができなかった。
加点式で5兆点。
ランスよ、永遠なれ。