エロゲなんだけど、エロゲをプレイしているという気持ちにはならなかった。面白いお話でした。ただ不満点もある。
期待していただけの作品ではありました。
他の言い方だといい意味でも悪い意味でも期待通りの作品でした。
下には個人的に良かった点と悪かった点をまとめてみました。
●良かった点
・果て青の時と同じく丁寧なテキストと音楽、雰囲気は素晴らしかった。
ここらへんはもうさすがですね。ヒロイン達との会話がすごく面白かったです。テキストもサクサク進みます。他愛もない会話で盛り上がるので、人によってはテンポが悪く感じるかもしれませんが。
・長すぎず、短すぎずのプレイ時間
大体ゆっくり読んで30時間で終わりました。このプレイ時間がちょうど良かったです。 果て青の2倍のボリュームですね。
早い人なら20時間弱で終わるかも?
・アブノーマル?なエッチ
良かった点に入れるべきなのか。まあ声優さんも素晴らしい方ばかりで、そりゃえちぃシーンの演技も上手いわけで。かなり濃かったですね。
●悪かった点
・共通ルートが長い
一周目の時はエンディングまで10時間もかかり、こりゃかなりのボリュームだと思ったら、2周目からは案外すんなりと終わってしまうとこがちょいとさびしかったです。
・燃えゲー?
果て青と同じく秋から(正しくは夏の終わりから)物語が一気に動くのですが、あまりの展開の早さについていけない部分がありました。自分の頭が悪いからかもしれません。
冬になると神と神の対決でこりゃなんの燃えゲーかと思いました。
村ひとつどころか世界まきこんじゃってます。
いやでもこれは一周目の時はびっくりしましたが2周目以降慣れますw
ここらへんは悪かった点と言うか驚きましたね。
久々の新作と言うことでライターさんもかなり気合が入ったんでしょうw
・鬱要素?が少なくなった
堂島さんの悪戯には期待してたんですが、今回はエロに関しては堂島さんは出番があまりなかったです。ホラー要素もかなり少なめです。これも時代の流れですかね。
まあこんなかんじですかね。
全体的に見ると十分合格点はあげられる出来です。
アトリクリアしたらまた果て青がしたくなっちゃいましたなー。
それにしても月乃、文乃ルートはこの2キャラが好きな人にとってはきっとたまらんでしょうな。
ええ、僕もすごく楽しませてもらいました。
文乃エンドの最後のCGがなんだか続編を匂わせる。。
そして堀田さんは相変わらずいい男でした。