多分、当日に情報無しで買っていたら、怒りの庭、だったんだろうなと思う。けど、会社の態度を見て、そしてプレイして思ったんだ。信じてもいいんじゃないかな?期待して待っててもいいんじゃないかな?って。
発売するまでに何があったのかは知らない。
けれども、発売までにいろんなことが出来ただろうこと、それをしなかったこと、そしてそのために人を騙すようなことになって、非難されて然るべきだろう立場にあること。
それらは紛れもない事実で、だからこのゲームに期待していた人が怒り、悲しみ、そして、失望した。
僕も中古とはいえ、事前情報をあまり仕入れずに買って、まさかメインヒロイン格のキャラのルートがないなんてことは想像もしなかったから、あきれ返った。
苺の乗ってないショートケーキにあまり意味は見出せそうにないな、と。
けど、作成陣が、そういった非難にちゃんと堪えて、シナリオを作っているのを見て、そして、自分でプレイした上で面白いと思えたから、
信じても、期待してもいいんじゃないかな?と思えた。
確かに、ちゃんと完成させていれば、もしくは完成させていないにしても事前に情報を開示して、延期なりすればここまでの非難は受けなかっただろうし、今の事態もなかっただろうと思う。
けど、こういう事態になって、ワゴンに積まれるようになったから、僕は手に取り、そして、この作品に出会えた。
だから、僕はこの素敵?な偶然に感謝したい。
そして、早く瑠璃ルートが完成して、ちゃんとしたレビューが出来る日を楽しみにしている。
というわけで暫定版です。
シナリオは今のところ完成しているルートを全部やったのですが、逆に欠落感が大きくなりました。一部微妙なシナリオもありましたが、個人的には概ね満足の行くものだっただけに、期待してしまうというところでしょうか。シナリオの出来を振り返ると微妙と思うことが少なくないだけに地の文がいいんでしょうね。詳細は全ルートが完成したら書きたいと思います。
音楽はピアノを中心としたまったりと落ち着いた曲が多く、また歌もよかったです。
個人的な嗜好としては優しい時間、明日へあたりが好きです。
システムに(自分がプレイしている現在の環境下では)問題はなし。
絵は、なんというか、癒されますね。笛絵をもっと水彩画タッチにしてやわらかくしたらこうなるんでしょうか?