頭に残った沖縄語は詠唱のアートートーウートートー、雰囲気の良さを楽しむゲームだと思う
頭に残った沖縄語は詠唱のアートートーウートートー、雰囲気の良さを楽しむゲームだと思う
沖縄の文化や方言に対して全く知識がない状態でプレイしたため、新しい知識を得られるという意味では興味深くプレイさせてもらった。
とは言え覚えようと思ってプレイしていないので最終的に頭に残った沖縄語は詠唱に共通するアートートーウートートー。何回も出てくるので本当に耳に残る。
当初は沖縄かぶれであったヒロインの美咲とのやり取りが楽しく、そこから物語に引き込まれて普通に楽しめる内容であった。
しかし、最後の零の暴走から海咲の決断までの展開からエピローグまでが駆け足で読了感に物足りなさを感じた。エピローグで納得できたが、EDムービーを?マークを浮かべながら見ていて情緒もあったものではなかった。
そもそもねーねーがなぜ死んでしまったのかなど掘り下げるべき所を掘り下げていなかったり、振り返ってみると粗が目立つ所もあるため手放しに良作とは評価できない。
プレイしている最中は楽しめていたと思うが、後から振り返ってみると気になる部分はあると感じるあたりは雰囲気を楽しむゲームなのだと思っている。