最高の冒険だった
1部感想
ゲームとして最新のトレンドを入れつつ、スマホゲーやブラウザゲーとは違うじっくり腰を据えないと1周クリアするのも覚束ないようなゲーム構成がお手軽なゲームに慣れてしまった自分に「これだよ!これ!」と懐かしい気持ちを思い出させてくれた。
シナリオとしても展開によって「何で…何で死んでしまったんだ…」と精神的ダメージが大きいシーンもあって、今回の物語的にもハードなシーンをきっちり描いてるのが良かった。
敵として出てくる相手にも葛藤だったり、何故今こうしてるというバックボーンをしっかり描いていて、とても魅力的なキャラクターになっているのが、単純に倒していくだけじゃなく、こいつらも救いたいと思わせてくる。
また、非常にゲームバランスが難しくて詰まることもあるけど、何とかならない訳ではないという神のようなバランスでこれが個人的にすごいと感心した。もちろん、不便だなというとこで、周回してる中でスキップモードだけじゃなくシーンスキップも実装して欲しかったり、食券システムも運要素が強く、序盤だとその恩恵も少なくてどうなんだ?みたいなのもあったが、そこはやはりそういう不便さも面白いゲームの前では話のネタの一つとなる。一応、アンケートで不便だったと送ったけど、改善されるのだろうか。
2部感想
最高の冒険だった。
はじめの年表から色々衝撃的な内容で、RA3年のダークランスの戦いとかダークランス好きなんでこれで1.5部作ってくれよ!と思ってしまった。
後、このランスの子供たちが冒険するってシチュエーションがランクエでリセットやダークランスのエピソードとか見てた時から、やって欲しいなぁと夢見てたからまさか実際にやられると自分の妄想とのギャップが怖くてすごい身構えてたんだけど、実際始まると王道な物語と好きにならざるを得ないぐらい魅力たっぷりのキャラクターとの冒険に夢中になってしまった。
それ自体が後の物語設定とも繋がるようなコンセプトだったのだけど、物語が進むに連れて、この冒険が終わらなければいいのにとキャラクターと一緒にそればっかり思うようになった。
冒険が終わっても冒険しようぜと言ってくれる長田くんマジベストフレンド。
また、ランスの子供たちだけじゃなく、ランスの仲間たちも集合して出てくる所とか本当に感動した。
託す思いがあって、それを託させてくれる相手がいる。もちろん、それは時によっては押し付けになるかもしれないけれど、そういう関係性の何処か尊いものを感じれた。
そして、ランスとシィルの関係もここにきて、ハッピーエンドを迎えたかのような情熱的なセリフ。
ランスシリーズがまさか純愛ものだったなんて!!と思うような愛の詰まった告白だった。
そして、子どもたちを引っ張って主人公してるランスが「あぁ、やっぱお前が主人公だ」と2部ではボスとして君臨していたランスを見てきたから、その眩しさが実に感動的だった。
このゲームを通して本当にRPGの良さというか冒険の楽しさというものを体感出来た。
こんなにも冒険って楽しいと思えるゲームはもう出会えないかもしれない。
制作関係者の方たち本当にありがとう。
男主人公のエール君で姉妹とエッチしちゃったりするゲームがやりたいですアリスソフト様